第28回 言語聴覚士国家試験 第104問
第28回 言語聴覚士国家試験 第104問(生理学)の正答は 1 です。運動単位とは、1個の運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維をまとめた、運動の最小機能単位である。
初回正答率 36.3%難問
193人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
運動単位とは、1個の運動ニューロンと、それが支配するすべての筋線維をまとめた、運動の最小機能単位である。具体的には、脊髄前角の運動ニューロン(前角細胞)、その軸索、神経筋接合部(神経終板)、支配される筋線維からなる。筋膜(筋を包む結合組織)は運動単位には含まれない。
【各選択肢の解説】
✅ 筋を包む結合組織で、運動単位の構成要素ではない(=正答)。
❌ 運動ニューロンの突起で、興奮を筋へ伝える運動単位の構成要素。
❌ 運動ニューロンに支配されて収縮する、運動単位の構成要素。
❌ 神経筋接合部(運動終板)で、軸索終末と筋線維の連絡部にあたる構成要素。
❌ 脊髄前角にある運動ニューロンの細胞体で、運動単位の起点となる構成要素。
【試験対策ポイント】
運動単位は「1運動ニューロン+支配筋線維」。前角細胞→軸索→神経終板(神経筋接合部)→筋線維という流れで興奮が伝わる。1つの運動ニューロンが支配する筋線維の数(神経支配比)が小さいほど、細かく精密な運動の調節が可能になる。
| 構成要素 | 役割 |
|---|---|
| 前角細胞 | 運動ニューロンの細胞体 |
| 軸索・神経終板 | 興奮の伝達路・接合部 |
| 筋線維 | 収縮を担う |
筋膜や腱などの結合組織は力の伝達や保護に関わるが、興奮の伝達単位である運動単位には含まれない。筋電図では1つの運動単位が興奮したときの電位(運動単位電位)が記録され、その形や数の変化から神経や筋の障害を評価できる点も、運動単位の概念が臨床に結びつく一例である。
この問題の初回正答率は36.3%——受験者の64%が落としています。この範囲(生理学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「生理学」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →