第28回 言語聴覚士国家試験 第6問
内科学第28回
第28回 言語聴覚士国家試験 第6問(内科学)の正答は 1 です。消化管出血では、出血部位と血液の性状から原因を推定する。
問題
疾患と消化管出血との組合せで誤っているのはどれか。
- 1.食道静脈瘤破裂 - コーヒー残渣様吐物 ✓
- 2.十二指腸潰瘍 - タール便
- 3.大腸がん - 血便
- 4.潰瘍性大腸炎 - 粘血便
- 5.裂肛 - 鮮血
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.2%標準
402人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 食道静脈瘤破裂は鮮血の吐血
消化管出血では、出血部位と血液の性状から原因を推定する。胃内で胃酸により変性した血液はコーヒー残渣様となり、上部消化管で停滞・酸化した血液は腸を経てタール便(黒色便, メレナ)となる。食道静脈瘤破裂は大量の鮮血の吐血を呈するため、コーヒー残渣様吐物との組合せは誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 食道静脈瘤破裂 - コーヒー残渣様吐物
❌ 誤り(=正答)。食道静脈瘤破裂は新鮮な鮮血を大量に吐血する。コーヒー残渣様は胃酸で変性した出血(胃潰瘍など)でみられる。正しくは食道静脈瘤破裂 - 鮮血の吐血である。
❌ 誤り(=正答)。食道静脈瘤破裂は新鮮な鮮血を大量に吐血する。コーヒー残渣様は胃酸で変性した出血(胃潰瘍など)でみられる。正しくは食道静脈瘤破裂 - 鮮血の吐血である。
2. 十二指腸潰瘍 - タール便
✅ 正しい。上部消化管出血が腸を通過しタール便(メレナ)となる。
✅ 正しい。上部消化管出血が腸を通過しタール便(メレナ)となる。
3. 大腸がん - 血便
✅ 正しい。下部消化管の出血で血便となる。
✅ 正しい。下部消化管の出血で血便となる。
4. 潰瘍性大腸炎 - 粘血便
✅ 正しい。粘液と血液が混じる粘血便が特徴。
✅ 正しい。粘液と血液が混じる粘血便が特徴。
5. 裂肛 - 鮮血
✅ 正しい。肛門部の出血は便に付着する鮮血となる。
✅ 正しい。肛門部の出血は便に付着する鮮血となる。
【試験対策ポイント】
血液の色は「出血部位×停滞時間」で決まる。一般にトライツ靱帯より口側が上部消化管出血で、停滞して黒くなりやすい。下部・肛門に近いほど鮮紅色を呈する。口から血を吐くのが吐血、便に血が混じるのが下血で、上部消化管出血では吐血・下血(タール便)の両方がみられうる。
| 性状 | 主な出血源 |
|---|---|
| 鮮血の吐血 | 食道静脈瘤破裂 |
| コーヒー残渣様吐物 | 胃潰瘍など胃内出血 |
| タール便(黒色便・メレナ) | 上部消化管出血 |
| 鮮血便 | 下部消化管・痔・裂肛 |
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