第28回 言語聴覚士国家試験 第108問
第28回 言語聴覚士国家試験 第108問(精神医学)の正答は 1 です。錐体外路症状(パーキンソン様症状・ジストニア・アカシジア・遅発性ジスキネジアなど)は、脳内のドパミンの働きが抑えられることで生じる。
- 1.抗精神病薬 ✓
- 2.抗うつ薬
- 3.抗てんかん薬
- 4.抗不安薬
- 5.睡眠薬
正答:1番
初回正答率 50.4%難問
135人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
錐体外路症状(パーキンソン様症状・ジストニア・アカシジア・遅発性ジスキネジアなど)は、脳内のドパミンの働きが抑えられることで生じる。抗精神病薬はドパミンD2受容体を遮断するため、これらの薬剤のなかで最も錐体外路症状が出現しやすい。選択肢1が正答である。
【各選択肢の解説】
✅ ドパミン受容体を遮断し、錐体外路症状を最も生じやすい(=正答)。
❌ 主にセロトニン・ノルアドレナリンに作用し、錐体外路症状は主作用機序ではない。
❌ 神経の過剰興奮を抑える薬で、錐体外路症状を特徴的に起こす薬ではない。
❌ 主にベンゾジアゼピン系などで、錐体外路症状は典型的でない。
❌ 鎮静・催眠が主作用で、錐体外路症状を特徴的に起こす薬ではない。
【試験対策ポイント】
錐体外路症状は「ドパミン遮断」で起こると押さえる。抗精神病薬(とくに定型薬)で出やすく、消化管運動を促す一部の制吐薬でも生じうる。症状にはパーキンソン様症状・急性ジストニア・アカシジア・遅発性ジスキネジアがある。
| 症状 | 特徴 |
|---|---|
| パーキンソン様症状 | 振戦・筋強剛・寡動 |
| アカシジア | じっとしていられない |
| 遅発性ジスキネジア | 口部などの不随意運動 |
抗精神病薬による錐体外路症状は服薬アドヒアランスにも影響するため、早期の気づきと対応が大切である。ドパミン遮断作用の弱い非定型抗精神病薬では錐体外路症状が比較的出にくいとされ、症状が強い場合は薬剤の調整や抗パーキンソン薬の併用などが検討される。
この問題の初回正答率は50.4%——受験者の50%が落としています。この範囲(精神医学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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