第28回 言語聴覚士国家試験 第129問
第28回 言語聴覚士国家試験 第129問(精神医学)の正答は 5 です。DSM-5-TR のうつ病(抑うつ障害)の症状には、抑うつ気分、興味・喜びの減退、食欲・体重の変化、不眠または過眠、精神運動の焦燥または制止、疲労感、無価値感、思考力・集中力の減退、死についての反復思考などがある。
- 1.疲労感または気力の減退
- 2.不眠または過眠
- 3.精神運動興奮または精神運動制止
- 4.思考力や集中力の減退
- 5.躁または軽躁エピソード ✓
正答:5番
初回正答率 65.7%標準
134人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
DSM-5-TR のうつ病(抑うつ障害)の症状には、抑うつ気分、興味・喜びの減退、食欲・体重の変化、不眠または過眠、精神運動の焦燥または制止、疲労感、無価値感、思考力・集中力の減退、死についての反復思考などがある。躁または軽躁エピソードはうつ病ではなく双極性障害の特徴であり、うつ病の症状としては誤りである。選択肢5が誤りである。
【各選択肢の解説】
❌ うつ病の症状に含まれる。
❌ うつ病の症状に含まれる。睡眠の量の変化がみられる。
❌ うつ病の症状に含まれる。動作や思考が速まる、あるいは遅くなる。
❌ うつ病の症状に含まれる。決断困難を伴うこともある。
✅ 誤り(=正答)。躁・軽躁エピソードは双極性障害の特徴で、うつ病の症状ではない。
【試験対策ポイント】
うつ病は「抑うつ気分・興味喜びの減退」を中心に、睡眠・食欲・精神運動・気力・思考集中力・無価値感・希死念慮などが一定期間続くもの。躁・軽躁エピソードがあれば双極性障害を考える。この区別は治療方針にも関わる重要点である。
| 状態 | 特徴 |
|---|---|
| うつ病 | 抑うつ症状が持続 |
| 双極性障害 | 躁・軽躁とうつを繰り返す |
躁・軽躁の有無は、抗うつ薬の使い方など治療上の判断に直結するため、見落とさないことが大切である。うつ病の診断には、これらの症状が2週間以上ほぼ毎日続き、社会生活に支障をきたすことが求められる。抑うつ気分か興味喜びの減退のいずれかが含まれることも要件となる。
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