第28回 言語聴覚士国家試験 第107問
第28回 言語聴覚士国家試験 第107問(小児科学)の正答は 4 です。プラダー・ウィリー症候群は、15番染色体の異常による先天性疾患で、乳児期の筋緊張低下と哺乳障害に始まり、幼児期以降は過食による著しい肥満、低身長、性腺機能低下(外性器低形成)、知的能力障害などを特徴とする。
正答:4番
初回正答率 42.4%難問
151人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
プラダー・ウィリー症候群は、15番染色体の異常による先天性疾患で、乳児期の筋緊張低下と哺乳障害に始まり、幼児期以降は過食による著しい肥満、低身長、性腺機能低下(外性器低形成)、知的能力障害などを特徴とする。本問では過食(c)と外性器低形成(d)が該当する。
【各選択肢の解説】
❌ プラダー・ウィリー症候群の特徴的症状ではない。
❌ 誤り。成長ホルモン分泌不全などにより、むしろ低身長を呈する。
✅ 満腹感が得られにくく過食となり、著しい肥満につながる特徴的症状(=正答)。
✅ 性腺機能低下(性腺刺激ホルモンの不足)により外性器の低形成がみられる(=正答)。
❌ 誤り。乳児期は筋緊張低下(フロッピーインファント)が特徴である。
したがって c・d が正答で、選択肢4となる。
【試験対策ポイント】
プラダー・ウィリー症候群は「乳児期の筋緊張低下・哺乳障害 → 幼児期以降の過食・肥満・低身長・性腺機能低下・知的障害」と経過で覚える。過食の管理が健康上の大きな課題となる。
| 時期 | 主な特徴 |
|---|---|
| 乳児期 | 筋緊張低下・哺乳障害 |
| 幼児期以降 | 過食・肥満・低身長・外性器低形成 |
満腹中枢の調節障害による過食は本人の意思だけでは抑えにくく、食環境の管理が支援の柱になる。乳児期の哺乳障害の時期には経管栄養を要することもあり、成長とともに過食・肥満へと課題が移っていくため、各時期に合わせた栄養と生活の支援が長期にわたって必要となる。
この問題の初回正答率は42.4%——受験者の58%が落としています。この範囲(小児科学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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