第28回 言語聴覚士国家試験 第128問
第28回 言語聴覚士国家試験 第128問(心理測定法)の正答は 4 です。母集団のすべての対象に番号を割り当て、必要な数だけ乱数を発生させ、その番号にあたる対象を選ぶ方法は、各対象が等しい確率で選ばれる単純無作為抽出法である。
- 1.層別抽出法
- 2.多段抽出法
- 3.系統抽出法
- 4.無作為抽出法 ✓
- 5.二相抽出法
正答:4番
初回正答率 48.4%難問
252人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
母集団のすべての対象に番号を割り当て、必要な数だけ乱数を発生させ、その番号にあたる対象を選ぶ方法は、各対象が等しい確率で選ばれる単純無作為抽出法である。選択肢4が正しい。
【各選択肢の解説】
❌ 誤り。母集団を性別や年齢などの層に分け、各層から抽出する方法で、乱数で全対象から直接選ぶ手順とは異なる。正しくは設問の手順は単純無作為抽出法である。
❌ 誤り。地域→施設→個人のように段階を踏んで抽出する方法である。正しくは全対象から乱数で直接選ぶ設問の手順は単純無作為抽出法である。
❌ 誤り。最初の対象を無作為に選び、その後は一定間隔で抽出する方法である。正しくは必要数すべてを乱数で選ぶのは単純無作為抽出法である。
✅ 正しい(=正答)。全対象に番号を付け、乱数で選ぶ単純無作為抽出にあたる。
❌ 誤り。第1段の標本で補助的な情報を集め、その標本から第2段の標本を抽出する方法である。正しくは全対象から乱数で直接選ぶ設問の手順は単純無作為抽出法である。
【試験対策ポイント】
標本抽出法は手順で区別する。単純無作為抽出は全対象に等確率、層別は層ごとに抽出、系統抽出は一定間隔、多段抽出は段階的、クラスター抽出は集団単位で選ぶ。乱数を用いて直接選ぶのが単純無作為抽出の特徴である。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 無作為抽出 | 等確率で乱数選択 |
| 層別抽出 | 層ごとに抽出 |
| 系統抽出 | 一定間隔で抽出 |
無作為抽出は標本の偏り(選択バイアス)を抑え、母集団を代表する標本を得るための基本的な方法である。一方で母集団全体に番号を振る必要があるため手間がかかり、対象が広く分散する場合には層別抽出や多段抽出を組み合わせて効率を高める工夫がとられることも多い。乱数表や乱数を生成するプログラムを用いて選ぶことで、調査者の意図が入り込まない客観的な抽出ができる点も、無作為抽出の重要な利点である。
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