STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第128問

心理測定法第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第128問(心理測定法)の正答は 4 です。母集団のすべての対象に番号を割り当て、必要な数だけ乱数を発生させ、その番号にあたる対象を選ぶ方法は、各対象が等しい確率で選ばれる単純無作為抽出法である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
母集団の全対象に番号を割り当て、必要な標本サイズと同じだけ乱数を発生させ、その乱数値と同じ番号の対象からデータを収集する。この標本抽出法はどれか。
  1. 1.層別抽出法
  2. 2.多段抽出法
  3. 3.系統抽出法
  4. 4.無作為抽出法
  5. 5.二相抽出法

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 無作為抽出法

母集団のすべての対象に番号を割り当て、必要な数だけ乱数を発生させ、その番号にあたる対象を選ぶ方法は、各対象が等しい確率で選ばれる単純無作為抽出法である。選択肢4が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 層別抽出法
❌ 母集団を性別や年齢などの層に分け、各層から抽出する方法。乱数で直接選ぶ手順とは異なる。
2. 多段抽出法
❌ 地域→施設→個人のように段階を踏んで抽出する方法。
3. 系統抽出法
❌ 最初の対象を無作為に選び、その後は一定間隔で抽出する方法。
4. 無作為抽出法
✅ 正しい(=正答)。全対象に番号を付け、乱数で選ぶ単純無作為抽出にあたる。
5. 二相抽出法
❌ 予備調査で得た情報をもとに、二段階で標本を抽出する方法。

【試験対策ポイント】

標本抽出法は手順で区別する。単純無作為抽出は全対象に等確率、層別は層ごとに抽出、系統抽出は一定間隔、多段抽出は段階的、クラスター抽出は集団単位で選ぶ。乱数を用いて直接選ぶのが単純無作為抽出の特徴である。

方法特徴
無作為抽出等確率で乱数選択
層別抽出層ごとに抽出
系統抽出一定間隔で抽出

無作為抽出は標本の偏り(選択バイアス)を抑え、母集団を代表する標本を得るための基本的な方法である。一方で母集団全体に番号を振る必要があるため手間がかかり、対象が広く分散する場合には層別抽出や多段抽出を組み合わせて効率を高める工夫がとられることも多い。乱数表や乱数を生成するプログラムを用いて選ぶことで、調査者の意図が入り込まない客観的な抽出ができる点も、無作為抽出の重要な利点である。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第28回 全問一覧

▶ 心理測定法 の過去問一覧

スポンサーリンク