第28回 言語聴覚士国家試験 第132問
第28回 言語聴覚士国家試験 第132問(生涯発達心理学)の正答は 1 です。発達における遺伝と環境の影響の強さを調べるには、遺伝的に同一な一卵性双生児と、遺伝的に異なる二卵性双生児を比較する双生児法が用いられる。
- 1.双生児法 ✓
- 2.選好注視法
- 3.内観法
- 4.面接法
- 5.民族誌法
正答:1番
初回正答率 75.8%やさしい
165人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
発達における遺伝と環境の影響の強さを調べるには、遺伝的に同一な一卵性双生児と、遺伝的に異なる二卵性双生児を比較する双生児法が用いられる。形質の一致度の違いから、遺伝と環境の寄与を推定する。選択肢1が正しい。
【各選択肢の解説】
✅ 正しい(=正答)。一卵性・二卵性双生児の類似度を比較し、遺伝と環境の影響を推定する。
❌ 乳児がどちらの刺激を長く注視するかを調べ、知覚や認知を評価する方法である。
❌ 自分の意識体験を内省して報告する方法で、遺伝と環境の比較には用いない。
❌ 対話を通して情報を得る方法で、遺伝と環境の寄与の推定が目的ではない。
❌ 文化や集団を参与観察などで記述する方法である。
【試験対策ポイント】
遺伝と環境の影響を分ける代表的方法が双生児法である。一卵性双生児は遺伝子をほぼ共有し、二卵性は約半分を共有するため、両者の形質の一致度を比べることで遺伝の寄与を見積もれる。養子研究と組み合わせて検討されることもある。
| 双生児 | 遺伝的共有 |
|---|---|
| 一卵性 | ほぼ同一 |
| 二卵性 | 約半分 |
遺伝と環境はどちらか一方ではなく、相互に影響し合って発達を形づくると理解されている。同じ遺伝子をもつ一卵性双生児でも、育つ環境が異なれば形質に差が生じることがあり、これは環境の影響を示す手がかりとなる。双生児法はこうした遺伝と環境の寄与を切り分けるのに有用である。一卵性双生児が別々の家庭で育った場合を調べる研究は、遺伝の影響をより明確に示す方法として知られ、知能や性格などさまざまな形質の研究に応用されてきた。
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