第28回 言語聴覚士国家試験 第169問
言語発達障害学第28回
第28回 言語聴覚士国家試験 第169問(言語発達障害学)の正答は 5 です。検査の対象年齢で見分ける。
問題
5歳の女児。小児失語症。適切でない評価はどれか。
a.J.COSS
b.新版構文検査 小児版
c.PVT-R
d.LCSA
e.SCTAW
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.1%難問
202人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — d・e
検査の対象年齢で見分ける。LCSAは学齢児(小学校低〜中学年)、SCTAW(標準抽象語理解力検査)は抽象語の理解を学齢児以上で評価する検査で、いずれも5歳児には適さない。J.COSS・新版構文検査小児版・PVT-Rは幼児に使える。
【各選択肢の解説】
a. J.COSS
✅ 適切。文(構文)の理解を評価する検査で、幼児にも用いられる。
✅ 適切。文(構文)の理解を評価する検査で、幼児にも用いられる。
b. 新版構文検査 小児版
✅ 適切。小児の構文の理解・表出を評価する。
✅ 適切。小児の構文の理解・表出を評価する。
c. PVT-R
✅ 適切。絵を指さす形式で語彙理解を評価でき、幼児に実施しやすい。
✅ 適切。絵を指さす形式で語彙理解を評価でき、幼児に実施しやすい。
d. LCSA
❌ 適切でない(=正答)。学齢版で小学生を対象とするため、5歳児には適さない。正しくはLCSAは学齢児(小学校低〜中学年)の言語・コミュニケーションを評価する検査で、幼児にはLCスケールを用いる。
❌ 適切でない(=正答)。学齢版で小学生を対象とするため、5歳児には適さない。正しくはLCSAは学齢児(小学校低〜中学年)の言語・コミュニケーションを評価する検査で、幼児にはLCスケールを用いる。
e. SCTAW
❌ 適切でない(=正答)。正しくはSCTAW(標準抽象語理解力検査)は抽象語の理解を評価する検査で、学齢児以上が対象のため、就学前の5歳児には適さない。
❌ 適切でない(=正答)。正しくはSCTAW(標準抽象語理解力検査)は抽象語の理解を評価する検査で、学齢児以上が対象のため、就学前の5歳児には適さない。
【試験対策ポイント】
検査は対象年齢を確認して選ぶ。幼児にはJ.COSS・新版構文検査小児版・PVT-Rなどが用いられ、LCSA(学齢版)やSCTAW(抽象語理解)は学齢児が対象である。年齢に合わない検査は正しい評価ができないため、適用範囲の把握が欠かせない。
| 検査 | 主な対象 |
|---|---|
| PVT-R・J.COSS | 幼児〜 |
| LCSA | 学齢児(小学校低〜中学年) |
| SCTAW | 学齢児以上 |
| LCスケール | 乳幼児(LCSAの幼児版にあたる) |
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