第28回 言語聴覚士国家試験 第170問
第28回 言語聴覚士国家試験 第170問(失語症)の正答は 1 です。漢字「明」を「お日さまと月をあわせると明るい」とことばで意味づけして覚えるように、言語的な手がかり(聴覚的・言語的情報)を用いて字形を記憶させる方法は聴覚法である。
- 1.聴覚法 ✓
- 2.DAISY
- 3.多感覚法
- 4.バイパス法
- 5.キーワード法
正答:1番
初回正答率 31.3%難問
131人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
漢字「明」を「お日さまと月をあわせると明るい」とことばで意味づけして覚えるように、言語的な手がかり(聴覚的・言語的情報)を用いて字形を記憶させる方法は聴覚法である。選択肢1が正しい。
【各選択肢の解説】
✅ 正しい(=正答)。字の構成をことばで言語化して覚えさせる方法である。
❌ 音声や文字を同期させて提示するデジタル図書の規格で、読みの支援に用いる。
❌ 視覚・聴覚・触覚・運動など複数の感覚を同時に用いて学習する方法である。
❌ 障害された経路を避け、保たれた手段で代償する考え方である。
❌ よく書ける語の語頭音を手がかりに目的の仮名を導く方法である。
【試験対策ポイント】
漢字の指導法では、字の成り立ちをことばで説明して覚える聴覚法(言語的方略)と、書く動作や触覚なども含めて覚える多感覚法を区別する。本問のように「お日さまと月で明るい」と言語化するのは聴覚法にあたる。学習者の得意な感覚・方略に合わせて方法を選ぶ。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 聴覚法 | ことばで字を意味づけて覚える |
| 多感覚法 | 複数の感覚を併用する |
子どもの強みを生かした方略を用いることで、漢字の習得を支援しやすくなる。視覚的な記憶が苦手でも言語的な理解が得意な子どもには聴覚法(言語化方略)が、書く動作や手の運動感覚が手がかりになりやすい子どもには多感覚法が向くなど、その子の認知特性に合わせて方法を選ぶ。一つの方法に固執せず、つまずきの背景をアセスメントして方略を調整する姿勢が大切である。
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