第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問
呼吸器系第31回午後
第31回 臨床工学技士国家試験 午後 第12問(呼吸器系)の正答は 1・3・4・5 です。公式の正答は1・3・4・5のどれを選んでも正解の扱い。
問題
上部縦隔に好発する腫瘍はどれか。
- 1. 甲状腺腫 ✓
- 2. 気管支嚢胞
- 3. 神経性腫瘍 ✓
- 4. リンパ腫 ✓
- 5. 奇形腫 ✓
正答:1・3・4・5番(いずれでも正解)
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.8%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・3・4・5番(いずれも正解として扱われた)
公式の正答は1・3・4・5のどれを選んでも正解の扱い。上縦隔(心膜より上の縦隔)には胸骨後甲状腺腫・リンパ腫・奇形腫(胚細胞性腫瘍)・神経原性腫瘍がみられ、気管支嚢胞だけは気管分岐部付近の中縦隔が好発部位である。
【各選択肢の解説】
1. 甲状腺腫
✅ 正しい。頸部の甲状腺腫が胸骨の裏へ下がって上縦隔に入り込む(胸骨後甲状腺腫)ため、上縦隔の代表的な腫瘤となる。
✅ 正しい。頸部の甲状腺腫が胸骨の裏へ下がって上縦隔に入り込む(胸骨後甲状腺腫)ため、上縦隔の代表的な腫瘤となる。
2. 気管支嚢胞
❌ 誤り。上縦隔の好発腫瘍ではない。正しくは、胎生期の気管支の発生異常によるもので、中縦隔の気管・気管支周囲、特に気管分岐部付近に好発する。
❌ 誤り。上縦隔の好発腫瘍ではない。正しくは、胎生期の気管支の発生異常によるもので、中縦隔の気管・気管支周囲、特に気管分岐部付近に好発する。
3. 神経性腫瘍
✅ 正しい。神経鞘腫などの神経原性腫瘍は脊椎のそばの後縦隔に好発し、その上部(上縦隔の後方)にも生じる。
✅ 正しい。神経鞘腫などの神経原性腫瘍は脊椎のそばの後縦隔に好発し、その上部(上縦隔の後方)にも生じる。
4. リンパ腫
✅ 正しい。縦隔のリンパ節から生じ、前縦隔から上縦隔に好発する。
✅ 正しい。縦隔のリンパ節から生じ、前縦隔から上縦隔に好発する。
5. 奇形腫
✅ 正しい。胚細胞性腫瘍で、胸腺の位置する前縦隔から上縦隔にかけて好発する。
✅ 正しい。胚細胞性腫瘍で、胸腺の位置する前縦隔から上縦隔にかけて好発する。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 好発する腫瘍 |
|---|---|
| 上縦隔 | 胸骨後甲状腺腫 |
| 前縦隔 | 胸腺腫・奇形腫(胚細胞性腫瘍)・リンパ腫 |
| 中縦隔 | 気管支嚢胞・心膜嚢胞 |
| 後縦隔 | 神経原性腫瘍 |
- 気管支嚢胞=中縦隔、神経原性腫瘍=後縦隔、は最頻出の組
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