MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第77問

血液浄化療法装置第32回午前

第32回 臨床工学技士国家試験 午前 第77問(血液浄化療法装置)の正答は 5 です。緊急に透析を始めるときは、作製してから使えるまで待つ必要のないアクセスを使う。

問題
緊急時に用いられるバスキュラーアクセスはどれか。 a.自己血管内シャント b.人工血管内シャント c.動脈表在化法 d.動脈直接穿刺法 e.カテーテル法
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d
  5. 5. d、e ✓

正答:5番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 94.7%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番(d・e)

緊急に透析を始めるときは、作製してから使えるまで待つ必要のないアクセスを使う。その場で使えるのは動脈の直接穿刺とカテーテル(バスキュラーカテーテル)留置。内シャント・動脈表在化は手術後に使えるまで期間がかかる。


【各選択肢の解説】

a.自己血管内シャント ❌ 誤り。正しくは静脈が発達(成熟)するまで数週間待ってから穿刺する、長期透析用の恒久的アクセス。
b.人工血管内シャント ❌ 誤り。正しくは手術で人工血管を植え込み、周囲の腫れが引いてから使う恒久的アクセスで、緊急用ではない。
c.動脈表在化法 ❌ 誤り。正しくは動脈を皮下の浅い位置へ移す手術を行い、創が治ってから穿刺する恒久的アクセス。
d.動脈直接穿刺法 ✅ 正しい。準備なしにその場で動脈を穿刺して脱血でき、緊急・一時的に使われる。
e.カテーテル法 ✅ 正しい。内頸静脈・大腿静脈などにカテーテルを留置すれば、すぐに血液浄化を始められる。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも恒久的アクセス。正しくはd・e。
2. a、e
❌ 誤り。aは使えるまで期間が要る。正しくはd・e。
3. b、c
❌ 誤り。b・cとも手術後に期間が要る。正しくはd・e。
4. c、d
❌ 誤り。cは手術後に期間が要る。正しくはd・e。
5. d、e
✅ 正しい(=正答)。どちらもその場で使える緊急用アクセス。

【試験対策ポイント】

区分アクセス
緊急・一時的カテーテル(内頸・大腿静脈)、動脈直接穿刺
恒久的自己血管内シャント(第一選択)、人工血管内シャント、動脈表在化、長期留置カテーテル
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