第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問
第32回 臨床工学技士国家試験 午後 第39問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。単一故障状態は「危険から守る手段が1つだけ壊れた状態」(JIS T 0601-1)。
- 1. a、b、c ✓
- 2. a、b、e
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:1番
初回正答率 83.3%参考値
12人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
単一故障状態は「危険から守る手段が1つだけ壊れた状態」(JIS T 0601-1)。保護接地線の断線・電源導線1本の断線・絶縁1つの短絡が代表例。外部電圧の印加は、漏れ電流を測るときに加える試験の条件で、機器の故障ではない。
【各選択肢の解説】
a.保護接地線の断線
✅ 正しい。外装を大地につなぐ保護手段が1つ失われた状態で、接触電流・接地漏れ電流の測定で想定する。
b.電源導線のいずれか1本の断線
✅ 正しい。電源の2本の導線のうち1本が切れた状態で、漏れ電流の測定で想定する単一故障状態である。
c.絶縁のいずれか一つの短絡
✅ 正しい。二重絶縁などのうち1つの絶縁が働かなくなった状態で、残りの絶縁で安全が保たれるかを見る。
d.SIP/SOPへの外部電圧の印加
❌ 誤り。正しくは信号入出力部(SIP/SOP)への外部電圧は、つながる他の機器から電圧がかかる場合を想定して患者漏れ電流を測る試験の条件で、単一故障状態ではない。
e.F形装着部の患者接続部への外部電圧の印加
❌ 誤り。正しくはF形装着部への外部電圧は、患者に外から電圧がかかった場合を想定して患者漏れ電流を測る特別な試験の条件で、単一故障状態ではない。
✅ 正しい(=正答)。単一故障状態のa・b・cだけからなる組合せ。
❌ 誤り。e(試験の条件)を含む。正しくは単一故障状態はa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。d(試験の条件)・e(試験の条件)を含む。正しくは単一故障状態はa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。d(試験の条件)を含む。正しくは単一故障状態はa・b・cの組合せ。
❌ 誤り。d(試験の条件)・e(試験の条件)を含む。正しくは単一故障状態はa・b・cの組合せ。
【試験対策ポイント】
- 単一故障状態の代表:保護接地線の断線・電源導線1本の断線・絶縁1つの短絡
- 外部電圧の印加(SIP/SOP・F形装着部)=患者漏れ電流を測るときの試験の条件
- 漏れ電流の許容値は正常状態と単一故障状態の両方で決められ、単一故障状態の方が大きい値
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