第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問
第33回 臨床工学技士国家試験 午前 第15問(循環器系)の正答は 2 です。急性心筋梗塞の急性期には、①不整脈(心室細動・房室ブロック)、②壊死した心筋が裂ける機械的合併症(心室中隔穿孔・乳頭筋断裂・心破裂)、③ポンプ失調(心不全・心原性ショック)が起こる。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 73.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
急性心筋梗塞の急性期には、①不整脈(心室細動・房室ブロック)、②壊死した心筋が裂ける機械的合併症(心室中隔穿孔・乳頭筋断裂・心破裂)、③ポンプ失調(心不全・心原性ショック)が起こる。弁輪部膿瘍は感染性心内膜炎、冠動脈瘻は主に先天性の病態である。
【各選択肢の解説】
a.完全房室ブロック
✅ 急性期合併症である。特に下壁梗塞で房室結節の血流が落ちて起こりやすい。
b.心室中隔穿孔
✅ 急性期合併症である。壊死した心室中隔が裂け、左心室から右心室へ血液が流れ込む。
c.弁輪部膿瘍
❌ 該当しない。正しくは感染性心内膜炎で、感染が弁から弁輪へ広がってできる合併症である。
d.冠動脈瘻
❌ 該当しない。正しくは冠動脈が心腔や肺動脈などと直接つながる異常で、多くは生まれつき(先天性)である。
e.心室細動
✅ 急性期合併症である。発症早期に起こりやすく、急性期の突然死の主な原因となる。
❌ 誤り。cは感染性心内膜炎の合併症。正しくはa・b・eの組合せ。
✅ 正しい。3つとも心筋梗塞の急性期合併症である(=正答)。
❌ 誤り。dは先天性の異常。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dは該当しない。正しくはa・b・eの組合せ。
❌ 誤り。c・dは該当しない。正しくはa・b・eの組合せ。
【試験対策ポイント】
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 不整脈 | 心室細動・心室頻拍・房室ブロック |
| 機械的合併症 | 心室中隔穿孔・乳頭筋断裂(急性僧帽弁閉鎖不全)・心破裂 |
| ポンプ失調 | 心不全・心原性ショック |
- 弁輪部膿瘍=感染性心内膜炎、と結びつけて覚える
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