MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問

循環器系第35回午前

第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第14問(循環器系)の正答は 4 です。収縮期に心室から血液が押し出されるとき、本来閉じているはずの房室弁から逆流したり、心室中隔の孔を通って流れたりすると収縮期雑音になる。

問題
収縮期雑音を聴取するのはどれか。 a.狭心症 b.心室中隔欠損症 c.僧帽弁閉鎖不全症 d.三尖弁閉鎖不全症 e.大動脈弁閉鎖不全症
  1. 1. a、b、c
  2. 2. a、b、e
  3. 3. a、d、e
  4. 4. b、c、d ✓
  5. 5. c、d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 59.1%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(b・c・d)

収縮期に心室から血液が押し出されるとき、本来閉じているはずの房室弁から逆流したり、心室中隔の孔を通って流れたりすると収縮期雑音になる。大動脈弁閉鎖不全症は拡張期に大動脈から左室へ逆流するので拡張期雑音である。


【各選択肢の解説】

a.狭心症
❌ 誤り。正しくは、心筋の一時的な虚血による病態で、弁や短絡の異常がなく通常は心雑音を伴わない。

b.心室中隔欠損症
✅ 正しい。収縮期に左室から右室へ血液が流れ、全収縮期雑音を生じる。

c.僧帽弁閉鎖不全症
✅ 正しい。収縮期に左室から左房へ逆流し、全収縮期雑音を生じる。

d.三尖弁閉鎖不全症
✅ 正しい。収縮期に右室から右房へ逆流し、収縮期雑音を生じる。

e.大動脈弁閉鎖不全症
❌ 誤り。正しくは、拡張期に大動脈から左室へ逆流する拡張期雑音である。

1. a、b、c
❌ 誤り。aは雑音を伴わない。正しくはb・c・d。
2. a、b、e
❌ 誤り。aは雑音なし、eは拡張期雑音。正しくはb・c・d。
3. a、d、e
❌ 誤り。aは雑音なし、eは拡張期雑音。正しくはb・c・d。
4. b、c、d
✅ 正しい(=正答)。3つとも収縮期雑音を生じる。
5. c、d、e
❌ 誤り。eは拡張期雑音。正しくはb・c・d。

【試験対策ポイント】

時相疾患
収縮期雑音大動脈弁狭窄・肺動脈弁狭窄・僧帽弁閉鎖不全・三尖弁閉鎖不全・心室中隔欠損
拡張期雑音大動脈弁閉鎖不全・肺動脈弁閉鎖不全・僧帽弁狭窄・三尖弁狭窄

収縮期に「開く弁の狭窄」と「閉じる弁の閉鎖不全」が鳴る、と覚える。

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