第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問
生体物理・化学現象の計測第35回午前
第35回 臨床工学技士国家試験 午前 第30問(生体物理・化学現象の計測)の正答は 5 です。経皮的二酸化炭素分圧(tcPCO₂)は、皮膚を加温して拡散してくるCO₂をセバリングハウス型の電極で測る。
問題
血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。
- 1. pH ― ガラス電極
- 2. 酸素分圧 ― クラーク電極
- 3. 二酸化炭素分圧 ― セバリングハウス電極
- 4. 酸素飽和度(SpO₂) ― 赤色光および赤外光の吸光度
- 5. 経皮的二酸化炭素分圧 ― 赤外光の吸光度 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 経皮的二酸化炭素分圧 ― 赤外光の吸光度
経皮的二酸化炭素分圧(tcPCO₂)は、皮膚を加温して拡散してくるCO₂をセバリングハウス型の電極で測る。赤外光の吸光度でCO₂を測るのは呼気のCO₂(カプノメータ)であり、この入れ替えがひっかけ。
【各選択肢の解説】
1. pH ― ガラス電極
✅ 正しい。薄いガラス膜の内外の水素イオン濃度差で生じる電位からpHを測る。
✅ 正しい。薄いガラス膜の内外の水素イオン濃度差で生じる電位からpHを測る。
2. 酸素分圧 ― クラーク電極
✅ 正しい。陰極で酸素が還元されるときに流れる電流が酸素分圧に比例することを利用する(ポーラログラフ法)。
✅ 正しい。陰極で酸素が還元されるときに流れる電流が酸素分圧に比例することを利用する(ポーラログラフ法)。
3. 二酸化炭素分圧 ― セバリングハウス電極
✅ 正しい。膜を通ったCO₂が内部液のpHを変えるので、それをガラス電極で測ってPCO₂を求める。
✅ 正しい。膜を通ったCO₂が内部液のpHを変えるので、それをガラス電極で測ってPCO₂を求める。
4. 酸素飽和度(SpO₂) ― 赤色光および赤外光の吸光度
✅ 正しい。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンで赤色光と赤外光の吸収が異なることを利用し、脈波成分の吸光度比から飽和度を求める(パルスオキシメータ)。
✅ 正しい。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンで赤色光と赤外光の吸収が異なることを利用し、脈波成分の吸光度比から飽和度を求める(パルスオキシメータ)。
5. 経皮的二酸化炭素分圧 ― 赤外光の吸光度
❌ 誤り(=正答)。正しくは、経皮的二酸化炭素分圧は加温したセバリングハウス型電極で測る。赤外光の吸光度を使うのは呼気CO₂を測るカプノメータである。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、経皮的二酸化炭素分圧は加温したセバリングハウス型電極で測る。赤外光の吸光度を使うのは呼気CO₂を測るカプノメータである。
【試験対策ポイント】
| 測る量 | 方式 |
|---|---|
| pH | ガラス電極 |
| PO₂ | クラーク電極(還元電流) |
| PCO₂ | セバリングハウス電極(pHの変化) |
| SpO₂ | 赤色光・赤外光の吸光度(パルスオキシメータ) |
| 呼気CO₂ | 赤外光の吸光度(カプノメータ) |
| tcPO₂・tcPCO₂ | 加温したクラーク型・セバリングハウス型電極 |
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