MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第40問

医用機器の安全管理第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第40問(医用機器の安全管理)の正答は 5 です。単一故障状態は、二重に備えた安全手段の片方だけが壊れた状態である(JIS T 0601-1)。

問題
ME 機器の単一故障状態でないのはどれか。
  1. 1. 絶縁のいずれか1 つの短絡
  2. 2. 沿面距離または空間距離のいずれか1 つの短絡
  3. 3. 保護接地線の断線
  4. 4. 電源導線のいずれか1 本の断線
  5. 5. 強化絶縁の短絡 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.2%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 強化絶縁の短絡

単一故障状態は、二重に備えた安全手段の片方だけが壊れた状態である(JIS T 0601-1)。強化絶縁は1層でも二重絶縁と同じ保護をもつ絶縁で、その短絡は保護が丸ごと失われることになるため、単一故障状態として扱わない。


【各選択肢の解説】

1. 絶縁のいずれか1 つの短絡
❌ 誤り。正しくは二重絶縁の片方(基礎絶縁または補強絶縁の一方)の短絡は単一故障状態である。もう一方の絶縁で保護が残る。
2. 沿面距離または空間距離のいずれか1 つの短絡
❌ 誤り。正しくは絶縁の代わりとなる沿面距離・空間距離の1つが短絡することも単一故障状態である。
3. 保護接地線の断線
❌ 誤り。正しくはクラスⅠ機器の保護接地線の断線は単一故障状態である。基礎絶縁が残っているため、すぐには感電しない。
4. 電源導線のいずれか1 本の断線
❌ 誤り。正しくは電源導線1本の断線も単一故障状態である。
5. 強化絶縁の短絡
✅ 正しい(=正答)。強化絶縁は単一の絶縁で二重絶縁と同等の保護をもつものなので、その短絡は単一故障として想定しない。

【試験対策ポイント】

  • 単一故障状態の例(JIS T 0601-1):保護接地線の断線/電源導線1本の断線/二重絶縁の片方の短絡/沿面距離・空間距離1つの短絡/F形装着部への外部電圧の印加
  • 単一故障状態で漏れ電流の許容値は正常状態より大きく設定される(例:患者漏れ電流 CF形は正常10 μA・単一故障50 μA)
📗 MEカコモンの学習教材

この問題でつまずいた範囲は、ME国試ノート「医用機器安全管理学」でまとめて復習できます。漏れ電流・接地・EMC・ガス設備など安全管理の最重要分野を集中整理。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。

ME国試ノート 頻出だけを、1冊に。 9分野・全33章/過去問9回分(第31〜39回)の出題傾向から作成 赤シート・覚えたチェック・印刷対応/章末から過去問へ戻れる 買い切り 850円 医学概論は無料 ▶ 「医用機器安全管理学」第1章を開く(買い切り850円)
全科目セット 850円・買い切り / 9分野・全33章。医学概論は無料で読めます。
✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
臨床工学技士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
無料で過去問演習を始める ▶
登録30秒・ずっと無料
関連

▶ 第35回 全問一覧

▶ 医用機器の安全管理 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)