MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第73問

体外循環・補助循環第35回午後

第35回 臨床工学技士国家試験 午後 第73問(体外循環・補助循環)の正答は 4 です。ECMO(体外式膜型人工肺)は、数日~数週間続ける呼吸・循環の補助である。

問題
ECMO について正しいのはどれか。 a.ACT を400 秒以上に保つ。 b.V-V バイパスのみである。 c.新生児にも使用される。 d.全身麻酔を必要としない。 e.ローラポンプを用いることが多い。
  1. 1. a、b
  2. 2. a、e
  3. 3. b、c
  4. 4. c、d ✓
  5. 5. d、e

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.2%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番(c・d)

ECMO(体外式膜型人工肺)は、数日~数週間続ける呼吸・循環の補助である。新生児にも使われ(c)、カニューレは局所麻酔で経皮的に入れられるため全身麻酔を必要としない(d)。


【各選択肢の解説】

a.ACT を400 秒以上に保つ。
❌ 誤り。400秒以上は開心術の人工心肺の目安。正しくはECMOは長期間続けるため出血を避けて抗凝固を弱め、ACTはおおむね150~200秒程度で管理する。

b.V-V バイパスのみである。
❌ 誤り。正しくはV-V(静脈→静脈=呼吸の補助)とV-A(静脈→動脈=呼吸と循環の補助)の2つがある。

c.新生児にも使用される。
✅ 正しい。胎便吸引症候群などの新生児の重症呼吸不全はECMOの古くからの適応である。

d.全身麻酔を必要としない。
✅ 正しい。開胸せず、局所麻酔下に大腿静脈などから経皮的にカニューレを入れられる。導入後は鎮静下で管理する。

e.ローラポンプを用いることが多い。
❌ 誤り。正しくは遠心ポンプを用いることが多い。

1. a、b
❌ 誤り。a・bとも誤った記述。正しくはc・d。
2. a、e
❌ 誤り。a・eとも誤った記述。正しくはc・d。
3. b、c
❌ 誤り。bが誤った記述。正しくはc・d。
4. c、d
✅ 正しい(=正答)。c・dとも正しい記述である。
5. d、e
❌ 誤り。eが誤った記述。正しくはc・d。

【試験対策ポイント】

人工心肺ECMO
ACT400秒以上150~200秒程度
ポンプローラ(遠心も)遠心が主
期間手術中の数時間数日~数週間
麻酔全身麻酔(開心術)局所麻酔で導入できる
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ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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