MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第3問

医学的基礎第37回午前

第37回 臨床工学技士国家試験 午前 第3問(医学的基礎)の正答は 3 です。薬物動態は、薬が体に入ってから出るまでを吸収・分布・代謝・排泄の4過程(ADME)で表す。

問題
薬物動態の過程として適切でないのはどれか。
  1. 1. 吸収
  2. 2. 分布
  3. 3. 合成 ✓
  4. 4. 代謝
  5. 5. 排泄

正答:3番

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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 合成

薬物動態は、薬が体に入ってから出るまでを吸収・分布・代謝・排泄の4過程(ADME)で表す。「合成」はこの中に含まれないので、3が適切でない。


【各選択肢の解説】

1. 吸収
✅ 正しい。投与部位から血中へ移る過程(Absorption)。経口薬では主に消化管から吸収される。
2. 分布
✅ 正しい。血中から各組織へ移る過程(Distribution)。血漿蛋白との結合の程度が影響する。
3. 合成
❌ 誤り(=正答)。薬物動態の過程に「合成」はない。正しくは、4過程は吸収・分布・代謝・排泄である。
4. 代謝
✅ 正しい。主に肝臓で薬物が化学的に変換される過程(Metabolism)。シトクロムP450などの酵素が関わる。
5. 排泄
✅ 正しい。主に腎臓から尿中へ、ほかに胆汁中などへ体外に出る過程(Excretion)。

【試験対策ポイント】

過程主な場
吸収消化管など投与部位
分布血液 → 組織
代謝主に肝臓
排泄主に腎臓
  • 経口薬が吸収後に門脈から肝臓を通って一部代謝されることを初回通過効果という
  • 薬が受容体にどう作用するかは薬力学で、薬物動態とは別の概念
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