MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問

腎・泌尿器・生殖器系第37回午後

第37回 臨床工学技士国家試験 午後 第18問(腎・泌尿器・生殖器系)の正答は 1 です。急性腎障害は障害の場所で腎前性(腎血流の低下)・腎性(腎実質の障害)・腎後性(尿路の閉塞)に分ける。

問題
腎前性腎不全の原因となる疾患・病態はどれか。
  1. 1. 出血性ショック ✓
  2. 2. 横紋筋融解症
  3. 3. 両側性尿路結石
  4. 4. 造影剤の副作用
  5. 5. 溶血性尿毒症症候群

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.2%参考値

18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 出血性ショック

急性腎障害は障害の場所で腎前性(腎血流の低下)・腎性(腎実質の障害)・腎後性(尿路の閉塞)に分ける。出血性ショックは循環血液量の減少で腎血流が落ちる典型的な腎前性で、早期に輸液・輸血で血流を戻せば回復しうる。


【各選択肢の解説】

1. 出血性ショック
✅ 正しい。循環血液量の減少→血圧低下→腎灌流の低下で糸球体濾過量が減る。腎そのものは障害されていない段階が腎前性。
2. 横紋筋融解症
❌ 誤り。筋から出たミオグロビンが尿細管を障害する。正しくは腎性(急性尿細管壊死)である。
3. 両側性尿路結石
❌ 誤り。両側の尿路がふさがり尿が流れ出なくなる。正しくは腎後性である。
4. 造影剤の副作用
❌ 誤り。造影剤による腎血管の収縮と尿細管への直接毒性で起こる。正しくは腎性(造影剤腎症)に分類される。
5. 溶血性尿毒症症候群
❌ 誤り。腸管出血性大腸菌の毒素などで糸球体の毛細血管に微小血栓ができる。正しくは腎性である。

【試験対策ポイント】

分類障害の場所原因の例
腎前性腎への血流脱水・出血・ショック・心不全
腎性腎実質急性尿細管壊死・横紋筋融解症・造影剤・HUS・糸球体腎炎
腎後性尿路両側尿路結石・前立腺肥大・腫瘍
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