第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問
人体の構造と機能第39回午後
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第8問(人体の構造と機能)の正答は 5 です。腱索は心室の中で乳頭筋と房室弁(三尖弁・僧帽弁)の弁尖をつなぐひも状の構造。
問題
誤っているのはどれか。
- 1. 右室壁は左室壁よりも薄い。
- 2. 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
- 3. 右肺動脈は上行大動脈の背側を通る。
- 4. 僧帽弁は二尖弁である。
- 5. 腱索は心房に認められる。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.3%標準
36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 腱索は心房に認められる。
腱索は心室の中で乳頭筋と房室弁(三尖弁・僧帽弁)の弁尖をつなぐひも状の構造。心房にはない。
【各選択肢の解説】
1. 右室壁は左室壁よりも薄い。
✅ 正しい。左室は高い圧で全身へ血液を送り出すため壁が厚い。右室は低圧の肺循環へ送るので薄い。
✅ 正しい。左室は高い圧で全身へ血液を送り出すため壁が厚い。右室は低圧の肺循環へ送るので薄い。
2. 左冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
✅ 正しい。左冠動脈主幹部が、前室間溝を下る前下行枝と、冠状溝を左後方へ回る回旋枝に分かれる。
✅ 正しい。左冠動脈主幹部が、前室間溝を下る前下行枝と、冠状溝を左後方へ回る回旋枝に分かれる。
3. 右肺動脈は上行大動脈の背側を通る。
✅ 正しい。肺動脈幹は大動脈弓の下で左右に分かれ、右肺動脈は上行大動脈と上大静脈の後ろ(背側)を通って右肺へ向かう。
✅ 正しい。肺動脈幹は大動脈弓の下で左右に分かれ、右肺動脈は上行大動脈と上大静脈の後ろ(背側)を通って右肺へ向かう。
4. 僧帽弁は二尖弁である。
✅ 正しい。僧帽弁(左房室弁)は前尖・後尖の2枚。右房室弁は3枚の三尖弁。
✅ 正しい。僧帽弁(左房室弁)は前尖・後尖の2枚。右房室弁は3枚の三尖弁。
5. 腱索は心房に認められる。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、腱索は心室内にあり、心室の収縮時に乳頭筋とともに房室弁尖を引きとめ、弁が心房側へ反転して逆流するのを防ぐ。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、腱索は心室内にあり、心室の収縮時に乳頭筋とともに房室弁尖を引きとめ、弁が心房側へ反転して逆流するのを防ぐ。
【試験対策ポイント】
| 弁 | 位置 | 弁尖 | 腱索・乳頭筋 |
|---|---|---|---|
| 三尖弁 | 右房と右室の間 | 3枚 | あり |
| 僧帽弁 | 左房と左室の間 | 2枚 | あり |
| 肺動脈弁・大動脈弁 | 心室の出口 | 3枚(半月弁) | なし |
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