第56回 作業療法士国家試験 午後 第48問
精神障害作業療法第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第48問(精神障害作業療法)の正答は 5 です。EE(感情表出)が高い家族(批判的な言動・敵意・情緒的な巻き込まれすぎが多い)と長い時間接している人ほど再発しやすい。
問題
地域で生活している精神障害者の家族支援に関する内容として誤っているのはどれか。
- 1. 活用できる社会資源について情報提供をする。
- 2. 家族が地域社会から孤立しないように助言を行う。
- 3. 再発の兆候に気づいた時は主治医に相談するように伝える。
- 4. 家族自身のストレスが軽減するよう対処法について一緒に考える。
- 5. EE〈Expressed Emotion〉が高い場合は患者との接触を増やすよう勧める。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 78.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — EE〈Expressed Emotion〉が高い場合は患者との接触を増やすよう勧める。
EE(感情表出)が高い家族(批判的な言動・敵意・情緒的な巻き込まれすぎが多い)と長い時間接している人ほど再発しやすい。高EEの場合に接触を増やすよう勧めるのは逆で、誤っている。
【各選択肢の解説】
1. 活用できる社会資源について情報提供をする。
✅ 正しい。相談窓口・福祉サービス・家族会などを知ることで、家族が抱え込まずに支援を使えるようになる。
✅ 正しい。相談窓口・福祉サービス・家族会などを知ることで、家族が抱え込まずに支援を使えるようになる。
2. 家族が地域社会から孤立しないように助言を行う。
✅ 正しい。孤立すると家族の負担とストレスが増す。家族会や地域の支援につながるよう助言する。
✅ 正しい。孤立すると家族の負担とストレスが増す。家族会や地域の支援につながるよう助言する。
3. 再発の兆候に気づいた時は主治医に相談するように伝える。
✅ 正しい。不眠・焦燥などの再発の兆しに早く気づいて受診につなげると、再発を軽くとどめやすい。
✅ 正しい。不眠・焦燥などの再発の兆しに早く気づいて受診につなげると、再発を軽くとどめやすい。
4. 家族自身のストレスが軽減するよう対処法について一緒に考える。
✅ 正しい。家族のストレスが軽くなると、批判や過度の巻き込まれ(高EE)も起こりにくくなる。
✅ 正しい。家族のストレスが軽くなると、批判や過度の巻き込まれ(高EE)も起こりにくくなる。
5. EE〈Expressed Emotion〉が高い場合は患者との接触を増やすよう勧める。
❌ 誤り(=正答)。高EEの家族との対面での接触時間が長いほど再発率が高くなる。正しくは、デイケアなどの日中の場を利用して接触時間を減らすよう助言し、家族心理教育でEEそのものを下げる。
❌ 誤り(=正答)。高EEの家族との対面での接触時間が長いほど再発率が高くなる。正しくは、デイケアなどの日中の場を利用して接触時間を減らすよう助言し、家族心理教育でEEそのものを下げる。
【試験対策ポイント】
| 高EEの要素 | 例 |
|---|---|
| 批判的コメント | 本人の言動への非難 |
| 敵意 | 本人そのものの否定 |
| 情緒的巻き込まれすぎ | 過保護・過干渉・自己犠牲 |
- 高EEへの対応=接触時間を減らす+家族心理教育でEEを下げる
- 否定設問では正答の選択肢の印が❌になる
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