第58回 作業療法士国家試験 午後 第93問
臨床医学第58回午後
第58回 作業療法士国家試験 午後 第93問(臨床医学)の正答は 2 です。糖尿病性腎症は慢性腎不全の主要な原因で、日本の透析導入の原因疾患の第1位である(日本透析医学会 統計調査)。
問題
腎疾患と原因の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 腎硬化症 ─────── 尿路結石
- 2. 慢性腎不全 ─────── 糖尿病 ✓
- 3. 急性腎盂腎炎 ─────── 動脈硬化
- 4. 腎後性急性腎不全 ──── 心不全
- 5. 腎前性急性腎不全 ──── 前立腺肥大
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 慢性腎不全 ─────── 糖尿病
糖尿病性腎症は慢性腎不全の主要な原因で、日本の透析導入の原因疾患の第1位である(日本透析医学会 統計調査)。急性腎不全の腎前性・腎後性の原因の入れ替えがひっかけになっている。
【各選択肢の解説】
1. 腎硬化症 ─────── 尿路結石
❌ 誤り。正しくは腎硬化症の原因は高血圧で、腎臓の細い動脈が硬化して腎機能が低下する。尿路結石は尿路の閉塞を起こし腎後性腎不全の原因となる。
❌ 誤り。正しくは腎硬化症の原因は高血圧で、腎臓の細い動脈が硬化して腎機能が低下する。尿路結石は尿路の閉塞を起こし腎後性腎不全の原因となる。
2. 慢性腎不全 ─────── 糖尿病
✅ 正しい。高血糖が続くと糸球体が障害され(糖尿病性腎症)、蛋白尿から腎機能の低下へ進み、末期腎不全に至る。
✅ 正しい。高血糖が続くと糸球体が障害され(糖尿病性腎症)、蛋白尿から腎機能の低下へ進み、末期腎不全に至る。
3. 急性腎盂腎炎 ─────── 動脈硬化
❌ 誤り。正しくは急性腎盂腎炎の原因は細菌感染(主に大腸菌)で、尿道から上行して腎盂・腎実質に炎症を起こす。
❌ 誤り。正しくは急性腎盂腎炎の原因は細菌感染(主に大腸菌)で、尿道から上行して腎盂・腎実質に炎症を起こす。
4. 腎後性急性腎不全 ──── 心不全
❌ 誤り。正しくは心不全は心拍出量の低下で腎血流が減る腎前性急性腎不全の原因である。腎後性は尿路の閉塞が原因となる。
❌ 誤り。正しくは心不全は心拍出量の低下で腎血流が減る腎前性急性腎不全の原因である。腎後性は尿路の閉塞が原因となる。
5. 腎前性急性腎不全 ──── 前立腺肥大
❌ 誤り。正しくは前立腺肥大は尿路を閉塞させる腎後性急性腎不全の原因である。腎前性は心不全・脱水・出血など腎血流の低下が原因となる。
❌ 誤り。正しくは前立腺肥大は尿路を閉塞させる腎後性急性腎不全の原因である。腎前性は心不全・脱水・出血など腎血流の低下が原因となる。
【試験対策ポイント】
| 急性腎不全 | 障害の場所 | 原因の例 |
|---|---|---|
| 腎前性 | 腎血流の低下 | 心不全・脱水・出血 |
| 腎性 | 腎実質 | 急性尿細管壊死・糸球体腎炎・薬剤 |
| 腎後性 | 尿路の閉塞 | 前立腺肥大・尿路結石・腫瘍 |
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