第44回 理学療法士国家試験 午前 第39問
義肢装具学第44回午前
第44回 理学療法士国家試験 午前 第39問(義肢装具学)の正答は 3 です。図3は舟形のプレートの両側に2本の紐が付いたソックスエイド(靴下着脱具)です。
問題
片麻痺患者の自助具として適切でないのはどれか。
- 1. 図1
- 2. 図2
- 3. 図3 ✓
- 4. 図4
- 5. 図5
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — 図3
図3は舟形のプレートの両側に2本の紐が付いたソックスエイド(靴下着脱具)です。左右の紐を両手で均等に引き上げて使う構造のため、片手しか使えない片麻痺患者には適していません。片麻痺用には、輪になった1本の紐を健側の片手で引ける形状のものを選びます。
【各選択肢の解説】
1. 図1
✅ 正しい。まな板に固定用の釘(突起)と縁のストッパー、底面に滑り止めのゴム脚が付いた片手用まな板です。健側の片手だけで野菜や果物を固定して切ることができます。
✅ 正しい。まな板に固定用の釘(突起)と縁のストッパー、底面に滑り止めのゴム脚が付いた片手用まな板です。健側の片手だけで野菜や果物を固定して切ることができます。
2. 図2
✅ 正しい。裏面に吸盤が付いたブラシです。洗面台などに固定できるため、健側の手を洗ったり爪を洗ったりする動作を片手で行えます。
✅ 正しい。裏面に吸盤が付いたブラシです。洗面台などに固定できるため、健側の手を洗ったり爪を洗ったりする動作を片手で行えます。
3. 図3
❌ 誤り。紐が2本あるタイプのソックスエイドで、両手で左右均等に引き上げる必要があります。片麻痺では麻痺側の手で紐を引けないため使用できません。
❌ 誤り。紐が2本あるタイプのソックスエイドで、両手で左右均等に引き上げる必要があります。片麻痺では麻痺側の手で紐を引けないため使用できません。
4. 図4
✅ 正しい。滑り止め付きのトレーに、縁が立ち上がったすくいやすい皿(すくい鉢)とスプーンを組み合わせたものです。皿が動かず、縁で食物をすくい取れるため片手でも食事が可能になります。
✅ 正しい。滑り止め付きのトレーに、縁が立ち上がったすくいやすい皿(すくい鉢)とスプーンを組み合わせたものです。皿が動かず、縁で食物をすくい取れるため片手でも食事が可能になります。
5. 図5
✅ 正しい。手を差し込んで使うミトン型の洗体用タオルです。握力が弱くてもタオルを保持でき、片手で体を洗うことができます。
✅ 正しい。手を差し込んで使うミトン型の洗体用タオルです。握力が弱くてもタオルを保持でき、片手で体を洗うことができます。
【試験対策ポイント】
片麻痺の自助具を選ぶ基準は「健側の片手だけで完結するか」の一点です。
- 適する:片手用まな板、吸盤付きブラシ、滑り止めマット、すくい鉢(縁の高い皿)、ボタンエイド、長柄ブラシ、片手用爪切り、輪が1本のソックスエイド
- 適さない:両手で引くソックスエイド、両手でひねる・押さえる必要がある器具、両側性の操作を要する調理器具
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