第44回 理学療法士国家試験 午前 第57問
整形外科学第44回午前
第44回 理学療法士国家試験 午前 第57問(整形外科学)の正答は 1・4 です。関節リウマチの薬物療法は、滑膜炎による炎症を抑え(NSAIDs・副腎皮質ステロイド)、疾患の進行そのものを止めて関節破壊を防ぐこと(抗リウマチ薬DMARDs・メトトレキサート・生物学的製剤)を目的とします。
問題
関節リウマチの薬物療法の目的はどれか。2つ選べ。
- 1. 炎症の鎮静 ✓
- 2. 筋力の保持
- 3. 変形の改善
- 4. 骨破壊の予防 ✓
- 5. 関節可動域の改善
正答:1・4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1・4番 — 炎症の鎮静/骨破壊の予防
関節リウマチの薬物療法は、滑膜炎による炎症を抑え(NSAIDs・副腎皮質ステロイド)、疾患の進行そのものを止めて関節破壊を防ぐこと(抗リウマチ薬DMARDs・メトトレキサート・生物学的製剤)を目的とします。
【各選択肢の解説】
1. 炎症の鎮静
✅ 正しい。滑膜炎による疼痛・腫脹・朝のこわばりの軽減が第一の目的。NSAIDsやステロイドは対症的に、DMARDsは炎症の根本を抑える。
✅ 正しい。滑膜炎による疼痛・腫脹・朝のこわばりの軽減が第一の目的。NSAIDsやステロイドは対症的に、DMARDsは炎症の根本を抑える。
2. 筋力の保持
❌ 誤り。筋力の維持は運動療法(等尺性収縮を中心とした筋力訓練)の役割。薬物では筋力は保てず、むしろステロイドの長期使用はステロイドミオパチーや骨粗鬆症を招く。
❌ 誤り。筋力の維持は運動療法(等尺性収縮を中心とした筋力訓練)の役割。薬物では筋力は保てず、むしろステロイドの長期使用はステロイドミオパチーや骨粗鬆症を招く。
3. 変形の改善
❌ 誤り。いったん生じたスワンネック変形・ボタンホール変形・尺側偏位などの構造的変形は薬物では戻らない。改善には手術(関節形成術・人工関節置換術)が必要。
❌ 誤り。いったん生じたスワンネック変形・ボタンホール変形・尺側偏位などの構造的変形は薬物では戻らない。改善には手術(関節形成術・人工関節置換術)が必要。
4. 骨破壊の予防
✅ 正しい。メトトレキサートや生物学的製剤(TNF阻害薬・IL-6阻害薬)は関節破壊の進行を抑制し、早期からの導入で骨びらんの進行を止められる。
✅ 正しい。メトトレキサートや生物学的製剤(TNF阻害薬・IL-6阻害薬)は関節破壊の進行を抑制し、早期からの導入で骨びらんの進行を止められる。
5. 関節可動域の改善
❌ 誤り。可動域の維持・改善は運動療法・装具療法・関節保護の領域。薬物療法は炎症を抑えて運動療法を行いやすくする土台をつくる。
❌ 誤り。可動域の維持・改善は運動療法・装具療法・関節保護の領域。薬物療法は炎症を抑えて運動療法を行いやすくする土台をつくる。
【試験対策ポイント】
関節リウマチは「薬物=炎症と骨破壊を止める/運動療法=筋力・ROM・ADLを守る/装具・自助具=関節を保護する/手術=壊れた関節を作り直す」と役割分担で整理します。理学療法では関節保護(大きな関節で荷重を分散・小関節に力をかけない)とエネルギー保存、朝のこわばりを避けた時間帯の実施、急性炎症期は安静と良肢位保持が原則です。Steinbrocker分類(stage 1〜4=X線での破壊度/class 1〜4=機能障害度)も頻出です。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「整形外科学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)