第45回 理学療法士国家試験 午前 第17問
義肢装具学第45回午前
第45回 理学療法士国家試験 午前 第17問(義肢装具学)の正答は 1・4 です。図1は継手の軸(ボルト)が支柱の中心線よりも後方に張り出して配置されており、オフセット膝継手の構造そのものです。
問題
膝継手の名称で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. オフセット ✓
- 2. リングロック
- 3. ファンロック
- 4. スイスロック ✓
- 5. 遊動
正答:1・4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1・4番 — オフセット、スイスロック
図1は継手の軸(ボルト)が支柱の中心線よりも後方に張り出して配置されており、オフセット膝継手の構造そのものです。図4はレバー(バー)を握って操作するロック機構で、スイスロック(レバーロック)に一致します。他の3つは示された図と名称が対応していません。
【各選択肢の解説】
1. オフセット
✅ 正しい。膝軸が支柱の軸線より後方にあるため、立位で床反力の作用線が軸の前方を通り、膝が伸展方向に安定します。筋力の弱い症例でも膝折れが起こりにくくなります。
✅ 正しい。膝軸が支柱の軸線より後方にあるため、立位で床反力の作用線が軸の前方を通り、膝が伸展方向に安定します。筋力の弱い症例でも膝折れが起こりにくくなります。
2. リングロック
❌ 誤り。図に示されているのは多数の孔をもつ円板と留めねじで角度を段階的に固定する構造であり、扇形(ダイヤル型)のロック、すなわちファンロックです。
❌ 誤り。図に示されているのは多数の孔をもつ円板と留めねじで角度を段階的に固定する構造であり、扇形(ダイヤル型)のロック、すなわちファンロックです。
3. ファンロック
❌ 誤り。図に示されているのは支柱に沿って上下にスライドする輪(リング)で継手をまたいで固定する構造で、これがリングロック(輪止め)です。図2と図3で名称が入れ替わっています。
❌ 誤り。図に示されているのは支柱に沿って上下にスライドする輪(リング)で継手をまたいで固定する構造で、これがリングロック(輪止め)です。図2と図3で名称が入れ替わっています。
4. スイスロック
✅ 正しい。継手から後方へ伸びるレバーを操作して施錠・解錠する機構で、スイスロック(レバーロック)です。手が届きにくい症例でもレバーで解除できます。
✅ 正しい。継手から後方へ伸びるレバーを操作して施錠・解錠する機構で、スイスロック(レバーロック)です。手が届きにくい症例でもレバーで解除できます。
5. 遊動
❌ 誤り。図の継手は屈曲位で描かれており、軸の後方に爪状の金具(ストッパー)が備わっています。軸のみで自由に屈伸する遊動膝継手ではありません。
❌ 誤り。図の継手は屈曲位で描かれており、軸の後方に爪状の金具(ストッパー)が備わっています。軸のみで自由に屈伸する遊動膝継手ではありません。
【試験対策ポイント】
長下肢装具(KAFO)の膝継手は「固定するか・自由にするか」「どう解除するか」で整理します。
| 膝継手 | 特徴 |
|---|---|
| 遊動 | 屈伸が自由。膝の支持性がある症例に用いる |
| リングロック(輪止め) | 輪を下ろして伸展位で固定。もっとも単純で確実 |
| ファンロック(ダイヤルロック) | 扇形の孔で屈曲角度を段階的に設定して固定 |
| スイスロック(レバーロック) | レバー操作で解錠。着座時に片手で操作しやすい |
| オフセット | 軸を後方に配置し、立脚時の膝折れを防ぐ |
膝軸を後方へずらすと立位安定性は増しますが、遊脚期の膝屈曲は起こりにくくなります。逆に足継手を背屈位にすると膝折れが誘発され、底屈位(初期底屈)にすると膝の伸展(反張膝)方向に働く、という装具のアライメントと膝の安定性の関係も頻出です。
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「理学療法学(評価・治療)」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)