第45回 理学療法士国家試験 午前 第24問
理学療法評価学第45回午前
第45回 理学療法士国家試験 午前 第24問(理学療法評価学)の正答は 3・5 です。GCSの運動反応(M)は6段階で、M6=命令に従う、M5=痛み刺激の部位を認識して払いのける(局在化)です。
問題
GCS(Glasgow Coma Scale)の評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. E2:声かけすれば眼を開ける。
- 2. V3:発声があるが理解できない。
- 3. M5:刺激部位を払いのける。 ✓
- 4. V5:場所や日時の見当がつかない。
- 5. M6:指示に従って動作をまねる。 ✓
正答:3・5番
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解説
■ 正答:3・5番 — M5:刺激部位を払いのける。/M6:指示に従って動作をまねる。
GCSの運動反応(M)は6段階で、M6=命令に従う、M5=痛み刺激の部位を認識して払いのける(局在化)です。したがって3と5が正しい評定です。
【各選択肢の解説】
1. E2:声かけすれば眼を開ける。
❌ 誤り。呼びかけで開眼するのはE3です。E2は痛み刺激による開眼、E4は自発的開眼、E1は開眼しないです。
❌ 誤り。呼びかけで開眼するのはE3です。E2は痛み刺激による開眼、E4は自発的開眼、E1は開眼しないです。
2. V3:発声があるが理解できない。
❌ 誤り。V3は「不適当な言語(単語は話すが会話にならない)」です。理解不明の音声(うめき声など)はV2にあたります。
❌ 誤り。V3は「不適当な言語(単語は話すが会話にならない)」です。理解不明の音声(うめき声など)はV2にあたります。
3. M5:刺激部位を払いのける。
✅ 正しい。痛み刺激を加えた部位を認識して手で払いのける反応(localizes pain)がM5です。
✅ 正しい。痛み刺激を加えた部位を認識して手で払いのける反応(localizes pain)がM5です。
4. V5:場所や日時の見当がつかない。
❌ 誤り。V5は見当識が保たれた見当識のある会話です。混乱した会話(見当識障害あり)はV4になります。
❌ 誤り。V5は見当識が保たれた見当識のある会話です。混乱した会話(見当識障害あり)はV4になります。
5. M6:指示に従って動作をまねる。
✅ 正しい。命令に応じて動作ができる状態がM6で、運動反応の最高点です。
✅ 正しい。命令に応じて動作ができる状態がM6で、運動反応の最高点です。
【試験対策ポイント】
GCSは開眼(E4)・言語(V5)・運動(M6)の合計15点満点、最低3点で、8点以下が重症(昏睡)とされます。
| 点 | 開眼 E | 言語 V | 運動 M |
|---|---|---|---|
| 6 | — | — | 命令に従う |
| 5 | — | 見当識あり | 払いのける(局在化) |
| 4 | 自発的 | 混乱した会話 | 逃避屈曲 |
| 3 | 呼びかけで | 不適当な言語 | 異常屈曲(除皮質) |
| 2 | 痛み刺激で | 理解不明の音声 | 伸展(除脳) |
| 1 | 開眼しない | 発語なし | 反応なし |
日本ではJCS(3-3-9度方式)も併用され、JCSは数字が大きいほど重症(GCSは小さいほど重症)という逆の関係に注意します。除皮質硬直(上肢屈曲・下肢伸展)は大脳半球〜間脳、除脳硬直(四肢伸展)は中脳〜橋の障害を示唆します。
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