第47回 理学療法士国家試験 午後 第82問
神経疾患理学療法第47回午後
第47回 理学療法士国家試験 午後 第82問(神経疾患理学療法)の正答は 5 です。脳卒中治療ガイドライン2004では、ファシリテーション(神経筋促通手技)は他の訓練法と比べて明らかに優れているという科学的根拠が乏しいとして、推奨グレードC1(行うことを考慮してもよいが十分な科学的根拠がない)とされました。
問題
脳卒中治療ガイドライン2004で推奨グレードが低いのはどれか。
- 1. 歩行能力改善のためのトレッドミル訓練
- 2. 歩行改善のための筋電図バイオフィードバック
- 3. 麻痺側手関節の背屈筋の筋力増強のための電気刺激
- 4. 歩行の妨げとなっている内反尖足へのフェノールブロック
- 5. 運動障害改善のためのファシリテーション(神経筋促通手技) ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 運動障害改善のためのファシリテーション(神経筋促通手技)
脳卒中治療ガイドライン2004では、ファシリテーション(神経筋促通手技)は他の訓練法と比べて明らかに優れているという科学的根拠が乏しいとして、推奨グレードC1(行うことを考慮してもよいが十分な科学的根拠がない)とされました。他の4つはいずれもグレードB(行うよう勧められる)で、選択肢中で最も推奨グレードが低いのはファシリテーションです。
【各選択肢の解説】
1. 歩行能力改善のためのトレッドミル訓練
❌ 誤り。体重免荷トレッドミル訓練を含め歩行能力の改善効果が示されており、グレードB(行うよう勧められる)です。推奨グレードは低くありません。
❌ 誤り。体重免荷トレッドミル訓練を含め歩行能力の改善効果が示されており、グレードB(行うよう勧められる)です。推奨グレードは低くありません。
2. 歩行改善のための筋電図バイオフィードバック
❌ 誤り。歩行や下肢機能の改善に有効とされグレードBです。視覚・聴覚に変換した筋活動情報を用いて随意性を高めます。
❌ 誤り。歩行や下肢機能の改善に有効とされグレードBです。視覚・聴覚に変換した筋活動情報を用いて随意性を高めます。
3. 麻痺側手関節の背屈筋の筋力増強のための電気刺激
❌ 誤り。治療的電気刺激(TES)による麻痺側手関節背屈筋の筋力増強はグレードBで推奨されています。
❌ 誤り。治療的電気刺激(TES)による麻痺側手関節背屈筋の筋力増強はグレードBで推奨されています。
4. 歩行の妨げとなっている内反尖足へのフェノールブロック
❌ 誤り。痙縮による内反尖足に対する神経ブロック(フェノール・ボツリヌス毒素)は歩行改善に有効でグレードBです。
❌ 誤り。痙縮による内反尖足に対する神経ブロック(フェノール・ボツリヌス毒素)は歩行改善に有効でグレードBです。
5. 運動障害改善のためのファシリテーション(神経筋促通手技)
✅ 正しい。Bobath法・PNF・Brunnstrom法などの促通手技は、他手技より優れるという明確な根拠がなくグレードC1で、選択肢中で最も推奨グレードが低くなります。
✅ 正しい。Bobath法・PNF・Brunnstrom法などの促通手技は、他手技より優れるという明確な根拠がなくグレードC1で、選択肢中で最も推奨グレードが低くなります。
【試験対策ポイント】
脳卒中治療ガイドラインの推奨グレードは5段階です。
- グレードA:行うよう強く勧められる
- グレードB:行うよう勧められる
- グレードC1:行うことを考慮してもよいが科学的根拠はない
- グレードC2:科学的根拠がないので勧められない
- グレードD:行わないよう勧められる
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「神経内科学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)