PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第48回 理学療法士国家試験 午後 第23問

理学療法評価学第48回午後

第48回 理学療法士国家試験 午後 第23問(理学療法評価学)の正答は 1・4 です。日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会の「関節可動域表示ならびに測定法」における伸展の参考可動域角度は、頸部(後屈)が50°、股関節が15°です。

問題
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)における伸展角度の参考可動域角度で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 頸部:50°
  2. 2. 肩関節:30°
  3. 3. 肘関節:0°
  4. 4. 股関節:15°
  5. 5. 足関節:10°

正答:1・4番

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解説
■ 正答:1・4番 — 頸部:50°/股関節:15°

日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会の「関節可動域表示ならびに測定法」における伸展の参考可動域角度は、頸部(後屈)が50°、股関節が15°です。他の3つはいずれも数値が誤っています。


【各選択肢の解説】

1. 頸部:50°
✅ 正しい。頸部の伸展(後屈)の参考可動域は50°です。ちなみに頸部屈曲(前屈)は60°です。
2. 肩関節:30°
❌ 誤り。肩関節の伸展(後方挙上)の参考可動域は50°です。屈曲(前方挙上)は180°です。
3. 肘関節:0°
❌ 誤り。肘関節の伸展の参考可動域は5°です(過伸展方向に5°)。屈曲は145°です。
4. 股関節:15°
✅ 正しい。股関節の伸展の参考可動域は15°です。屈曲は125°です。
5. 足関節:10°
❌ 誤り。足関節の伸展(背屈)の参考可動域は20°です。屈曲(底屈)は45°です。

【試験対策ポイント】

主要関節の参考可動域は表で丸暗記します。

関節屈曲伸展
頸部60°50°
胸腰部45°30°
肩関節180°50°
肘関節145°
手関節90°(掌屈)70°(背屈)
股関節125°15°
膝関節130°
足関節45°(底屈)20°(背屈)

覚え違いが特に多いのは肩の伸展50°(30°ではない)肘の伸展5°(0°ではない)足関節の背屈20°(10°ではない)の3つで、本問はまさにこの3つをひっかけに使っています。なお足関節では「背屈=伸展」「底屈=屈曲」と表記される点、手関節では「背屈=伸展」「掌屈=屈曲」である点にも注意してください。

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