PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第48回 理学療法士国家試験 午後 第26問

理学療法評価学第48回午後

第48回 理学療法士国家試験 午後 第26問(理学療法評価学)の正答は 1・4 です。Barthel Index(BI)は10項目・合計100点ですが、項目ごとに満点が違います。

問題
Barthel Indexで「自立」の判定基準に含まれている全ての活動を自立して行えれば10点と判定されるのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 食事
  2. 2. 整容
  3. 3. 平地歩行
  4. 4. トイレ動作
  5. 5. 車椅子とベッド間の移乗

正答:1・4番

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解説
■ 正答:1・4番 — 食事/トイレ動作

Barthel Index(BI)は10項目・合計100点ですが、項目ごとに満点が違います。満点10点なのは食事・トイレ動作・更衣・階段昇降・排便コントロール・排尿コントロールで、選択肢のうち該当するのは1(食事)と4(トイレ動作)です。整容と入浴は5点満点、移乗と平地歩行は15点満点である点が引っかけになっています。


【各選択肢の解説】

1. 食事
✅ 正しい。自助具を使ってもよく、適切な時間内に自分で食べられれば自立で10点、部分介助5点、全介助0点です。
2. 整容
❌ 誤り。整容(洗面・整髪・歯磨き・ひげ剃り)は自立5点/それ以外0点の2段階5点満点です。入浴も同じく5点満点です。
3. 平地歩行
❌ 誤り。45m以上を介助なしで歩ければ15点(歩行器等の使用は可)、介助歩行10点、歩行不能でも車椅子操作が自立していれば5点で、満点は15点です。
4. トイレ動作
✅ 正しい。衣服の操作・後始末・便器への移乗まで含めて自立で10点、部分介助5点、全介助0点です。
5. 車椅子とベッド間の移乗
❌ 誤り。完全自立15点/監視・最小介助10点/座位は可能だが介助必要5点/全介助0点の4段階15点満点です。

【試験対策ポイント】

BIの配点は「15点が2つ・10点が6つ・5点が2つ」で100点。この形で丸暗記すると失点しません。

満点項目
15点移乗、平地歩行
10点食事、トイレ動作、更衣、階段昇降、排便コントロール、排尿コントロール
5点整容、入浴

FIMとの違いも頻出です。FIMは18項目×7段階=18〜126点で「介助量」を細かく段階化するのに対し、BIは10項目・0/5/10/15の粗い配点で「できるかどうか」を短時間で見るスクリーニング的評価です。

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