PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第49回 理学療法士国家試験 午前 第19問

理学療法評価学第49回午前

第49回 理学療法士国家試験 午前 第19問(理学療法評価学)の正答は 4 です。記録条件は25mm/秒なので、大きい1マス(5mm)=0.2秒です。

問題
運動中のモニター心電図(別冊No.3 ①〜⑤)を別に示す。心拍数が75/分以上100/分未満であるものはどれか。
第49回午前第19問 図
  1. 1. ①
  2. 2. ②
  3. 3. ③
  4. 4. ④
  5. 5. ⑤

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — ④

記録条件は25mm/秒なので、大きい1マス(5mm)=0.2秒です。心拍数75〜100/分はRR間隔0.6〜0.8秒=大マス3〜4個に相当します。④はR波の間隔が大マス約3.5個(約0.7秒)で規則的に並んでおり、心拍数は約85/分です。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 誤り。R波の間隔が大マス約2個(約0.4秒)と非常に短く、心拍数は約140〜150/分の頻脈である。
2.
❌ 誤り。R波の間隔が大マス6個以上(約1.3秒)と広く、心拍数は約45/分の徐脈である。
3.
❌ 誤り。基本のRR間隔は大マス5個程度(約1.0秒)で心拍数約60/分。加えて幅の広い期外収縮が1拍混入している。
4.
✅ 正しい。RR間隔は大マス約3.5個(約0.7秒)でほぼ一定、心拍数は約85/分となり75/分以上100/分未満に該当する。
5.
❌ 誤り。R波が3拍しか記録されないほど間隔が広く(大マス8個以上、約1.7秒)、心拍数は約35/分の高度徐脈である。

【試験対策ポイント】

心拍数の目測は次の2つを覚えれば十分です(記録速度25mm/秒)。

  • 300 ÷ RR間隔の大マス数(1マス0.2秒)
  • 1500 ÷ RR間隔の小マス数(1マス0.04秒)
大マス数と心拍数の対応(300・150・100・75・60・50)を丸ごと暗記しておくと一瞬で判定できます。
  • 大マス1個=300/分、2個=150/分、3個=100/分、4個=75/分、5個=60/分、6個=50/分
つまり「75〜100/分=大マス3〜4個」。この幅に入るものを探せばよく、本問はこの1点で解けます。運動療法の現場では、頻脈(120/分以上)・徐脈・期外収縮の頻発が中止基準に関わるため、波形の形とあわせて心拍数を素早く読む練習をしておきましょう。

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