第49回 理学療法士国家試験 午前 第97問
臨床心理学第49回午前
第49回 理学療法士国家試験 午前 第97問(臨床心理学)の正答は 2 です。緊張型統合失調症は緊張病症候群を主徴とし、無言・無動で外界に反応しなくなる昏迷と、突然の興奮(緊張病性興奮)が交代して出現します。
問題
統合失調症について正しいのはどれか。
- 1. 男性が女性より3倍多い。
- 2. 緊張型では昏迷がみられる。 ✓
- 3. 病前性格は循環気質が多い。
- 4. 死亡率は健常者と同じである。
- 5. 妄想型は破瓜型より発症年齢が低い。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 緊張型では昏迷がみられる。
緊張型統合失調症は緊張病症候群を主徴とし、無言・無動で外界に反応しなくなる昏迷と、突然の興奮(緊張病性興奮)が交代して出現します。カタレプシー(蠟屈症)、拒絶症、常同姿勢も特徴的です。
【各選択肢の解説】
1. 男性が女性より3倍多い。
❌ 誤り。統合失調症の生涯有病率は約0.7〜1%で男女差はほとんどありません。男性の方が発症年齢がやや早く重症化しやすい傾向がある程度です。
❌ 誤り。統合失調症の生涯有病率は約0.7〜1%で男女差はほとんどありません。男性の方が発症年齢がやや早く重症化しやすい傾向がある程度です。
2. 緊張型では昏迷がみられる。
✅ 正しい。昏迷と興奮が特徴です。急性発症で予後は比較的良好とされます。
✅ 正しい。昏迷と興奮が特徴です。急性発症で予後は比較的良好とされます。
3. 病前性格は循環気質が多い。
❌ 誤り。統合失調症の病前性格は非社交的・内気・生真面目といった分裂気質(統合失調気質)です。循環気質(社交的・善良・気分の波)は双極性障害(躁うつ病)の病前性格です。
❌ 誤り。統合失調症の病前性格は非社交的・内気・生真面目といった分裂気質(統合失調気質)です。循環気質(社交的・善良・気分の波)は双極性障害(躁うつ病)の病前性格です。
4. 死亡率は健常者と同じである。
❌ 誤り。自殺、身体疾患の合併、生活習慣病の管理不良などにより死亡率は一般人口の約2〜3倍高いとされ、平均寿命も短くなります。
❌ 誤り。自殺、身体疾患の合併、生活習慣病の管理不良などにより死亡率は一般人口の約2〜3倍高いとされ、平均寿命も短くなります。
5. 妄想型は破瓜型より発症年齢が低い。
❌ 誤り。逆です。破瓜型(解体型)は思春期〜20歳代前半の発症が多く、妄想型は30歳前後とより遅く発症します。
❌ 誤り。逆です。破瓜型(解体型)は思春期〜20歳代前半の発症が多く、妄想型は30歳前後とより遅く発症します。
【試験対策ポイント】
| 病型 | 発症年齢 | 主症状 | 予後 |
|---|---|---|---|
| 破瓜型(解体型) | 思春期〜20代前半 | 感情鈍麻・意欲低下・思考解体(陰性症状主体) | 不良・慢性に人格変化 |
| 緊張型 | 20歳前後 | 昏迷・緊張病性興奮・カタレプシー | 比較的良好・急性発症 |
| 妄想型 | 30歳前後 | 幻覚・妄想(陽性症状主体) | 比較的良好・人格は保たれやすい |
- 陽性症状=幻覚・妄想・思考障害(抗精神病薬が効きやすい)/陰性症状=感情鈍麻・意欲低下・自閉(薬が効きにくくリハの対象)
- リハの原則:急性期は刺激を避けて休息を保証し、回復期以降にSST(社会生活技能訓練)、作業活動、就労支援へと段階的に進める。過度の期待や課題の押しつけは再燃の誘因になる
📗 PTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、PT国試ノート「臨床心理学」該当の章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く全科目セット 850円・買い切り / 12科目・全84章。運動学・解剖学・生理学は無料で読めます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
理学療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚18年分・約3,595問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
スポンサーリンク(広告)