第49回 理学療法士国家試験 午後 第34問
理学療法評価学第49回午後
第49回 理学療法士国家試験 午後 第34問(理学療法評価学)の正答は 3 です。McMurrayテストは背臥位で膝を最大屈曲位から下腿に回旋を加えつつ伸展させ、クリック音や疼痛の出現をみる検査で、半月板断裂の代表的な誘発テストです。
問題
膝半月板断裂で陽性を示すのはどれか。
- 1. Jacksonテスト
- 2. Lachmanテスト
- 3. McMurrayテスト ✓
- 4. Oberテスト
- 5. Roosテスト
正答:3番
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解説
■ 正答:3番 — McMurrayテスト
McMurrayテストは背臥位で膝を最大屈曲位から下腿に回旋を加えつつ伸展させ、クリック音や疼痛の出現をみる検査で、半月板断裂の代表的な誘発テストです。
【各選択肢の解説】
1. Jacksonテスト
❌ 誤り。頸椎を側屈させて頭部を圧迫し、上肢への放散痛をみる検査で、頸椎症性神経根症・椎間孔狭窄の評価に用います。
❌ 誤り。頸椎を側屈させて頭部を圧迫し、上肢への放散痛をみる検査で、頸椎症性神経根症・椎間孔狭窄の評価に用います。
2. Lachmanテスト
❌ 誤り。膝軽度屈曲位(20〜30°)で脛骨を前方に引き出す検査で、前十字靱帯(ACL)損傷の評価に用います。半月板の検査ではありません。
❌ 誤り。膝軽度屈曲位(20〜30°)で脛骨を前方に引き出す検査で、前十字靱帯(ACL)損傷の評価に用います。半月板の検査ではありません。
3. McMurrayテスト
✅ 正しい。膝を屈曲位から回旋を加えて伸展させ、クリック・疼痛が出れば陽性で、半月板断裂を示唆します。
✅ 正しい。膝を屈曲位から回旋を加えて伸展させ、クリック・疼痛が出れば陽性で、半月板断裂を示唆します。
4. Oberテスト
❌ 誤り。側臥位で上側の下肢を外転・伸展位から下ろす検査で、腸脛靱帯(大腿筋膜張筋)の短縮・拘縮をみます。
❌ 誤り。側臥位で上側の下肢を外転・伸展位から下ろす検査で、腸脛靱帯(大腿筋膜張筋)の短縮・拘縮をみます。
5. Roosテスト
❌ 誤り。両上肢を90°外転外旋位に挙げ、手指の開閉を3分間続ける検査で、胸郭出口症候群の評価に用います。
❌ 誤り。両上肢を90°外転外旋位に挙げ、手指の開閉を3分間続ける検査で、胸郭出口症候群の評価に用います。
【試験対策ポイント】
膝関節の徒手検査はセットで暗記する。
| 検査 | 陽性が示すもの |
|---|---|
| McMurrayテスト・Apleyの圧迫テスト | 半月板断裂 |
| Lachmanテスト・前方引き出しテスト・Nテスト(pivot shift) | 前十字靱帯損傷 |
| 後方引き出しテスト・sagging徴候 | 後十字靱帯損傷 |
| 外反(外反動揺性)ストレステスト | 内側側副靱帯損傷 |
| 内反ストレステスト | 外側側副靱帯損傷 |
| 膝蓋跳動 | 関節水腫 |
- Apleyテストは圧迫(compression)で疼痛=半月板、牽引(distraction)で疼痛=靱帯、と使い分ける。
- 部位違いのテスト名は毎年紛れ込む。Jackson・Spurling=頸椎、Roos・Adson・Wright・Morley=胸郭出口、Ober=腸脛靱帯、Thomas=腸腰筋の拘縮、と即答できるようにする。
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