PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第23問

理学療法治療学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第23問(理学療法治療学)は採点除外(全員に得点)の問題です。安静臥床で関節が長く同じ位置に置かれると、その位置で拘縮が起こる。

問題
安静臥床で生じる関節拘縮と部位の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 外転拘縮 ――――― 肩関節
  2. 2. 伸展拘縮 ――――― 手指 MP 関節
  3. 3. 内旋拘縮 ――――― 股関節
  4. 4. 伸展拘縮 ――――― 膝関節
  5. 5. 背屈拘縮 ――――― 足関節

正答:

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 100%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 採点除外(全員正解の扱い)

安静臥床で関節が長く同じ位置に置かれると、その位置で拘縮が起こる。背臥位で生じやすい拘縮の向きを関節ごとに押さえる問題。


【各選択肢の解説】

1. 外転拘縮 ――――― 肩関節
❌ 誤り。臥床中の上肢は体幹に沿って置かれやすい。正しくは、肩関節は内転・内旋拘縮を起こしやすい。
2. 伸展拘縮 ――――― 手指 MP 関節
✅ 正しい。MP関節の側副靱帯は伸展位で緩むため、伸展位で動かさずにいると靱帯が短縮して伸展拘縮を起こしやすい。手の固定をMP屈曲位で行うのはこのためである。
3. 内旋拘縮 ――――― 股関節
❌ 誤り。背臥位では下肢が外側へ倒れやすい。正しくは、股関節は屈曲・外旋(外転)拘縮を起こしやすい。
4. 伸展拘縮 ――――― 膝関節
❌ 誤り。臥床中は膝の下に枕を入れるなどで屈曲位をとりやすい。正しくは、膝関節は屈曲拘縮が典型である。ただし伸展位で長く保持されれば伸展拘縮も起こるとする文献もあり、扱いが分かれる。
5. 背屈拘縮 ――――― 足関節
❌ 誤り。背臥位では足部の重さと掛け物の重みで足が底屈位に保たれる。正しくは、足関節は底屈拘縮(尖足)を起こしやすい。

【試験対策ポイント】

関節臥床で生じやすい拘縮
肩内転・内旋
肘屈曲
手指MP伸展
股屈曲・外旋
膝屈曲
足底屈(尖足)

予防はポジショニングと関節可動域運動。尖足予防には足底板・枕で足関節を中間位に保つ。

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