「関節リウマチについて正しいのはどれか」の過去問まとめ(理学療法士国家試験・3問)
理学療法士国家試験では「関節リウマチについて正しいのはどれか」という問い方が、第47回〜第53回のあいだに3回出題されています。各回の選択肢・正答・解説の要点を1ページにまとめました。同じ問い方でも、回によって正答になる記述は変わります。並べて読むと、くり返し問われている知識が見えてきます。
各回で正答になった選択肢(=正しい記述)
- 第53回 午前第87問2. 間質性肺炎を合併することが多い。
- 第49回 午前第34問5. 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。
- 第47回 午後第86問5. 悪性関節リウマチでは血管炎による臓器障害が起こりやすい。
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第53回 午前第87問(整形外科学)
関節リウマチについて正しいのはどれか。
- 1. 股関節などの大関節に初発する。
- 2. 間質性肺炎を合併することが多い。 ✓
- 3. 罹患関節の症状は非対称性に現れる。
- 4. 半数以上にリウマトイド結節が認められる。
- 5. 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。
正答:2
PTカコモン利用者の初回正答率 33.3%(21人・参考値)
関節リウマチは全身性の自己免疫疾患で、関節外症状として間質性肺炎を合併することが多く、予後に影響する重要な合併症です。
第49回 午前第34問(整形外科学)
関節リウマチについて正しいのはどれか。
- 1. 内反尖足が合併しやすい。
- 2. DIP関節に病変を生じやすい。
- 3. 肘関節にはムチランス変形が生じやすい。
- 4. 環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。
- 5. 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。 ✓
正答:5
関節リウマチでは炎症が強い活動期に強い抵抗運動や過度な他動運動を行うと、滑膜炎の増悪・関節破壊の進行を招きます。
第47回 午後第86問(整形外科学)
関節リウマチについて正しいのはどれか。
- 1. 股関節などの大関節に初発する。
- 2. 罹患関節の症状は非対称性に現れる。
- 3. 約半数にリウマトイド結節が認められる。
- 4. 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。
- 5. 悪性関節リウマチでは血管炎による臓器障害が起こりやすい。 ✓
正答:5
悪性関節リウマチは、関節リウマチに血管炎をはじめとする関節外症状を伴い、難治性・重篤な経過をとるものを指します。
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