第15回 言語聴覚士国家試験 第100問
小児聴覚障害第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第100問(小児聴覚障害)の正答は 2 です。弱視聾者への接近手話(弱視手話)で適切でない組合せを問う。
問題
弱視になった聾(ろう)者に対して接近手話(弱視手話)を使用する場合、適切でない組み合せはどれか。
a.話者との距離 ― 近いほど良い。
b.表情 ― 大きいほど良い。
c.口唇の動き ― 大きいほど良い。
d.手指の位置 ― 見やすい場所で行う。
e.手の動き ― 大きく動かす。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.3%標準
129人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 距離は近いほど良い・大きく動かすは接近手話で適切でない
弱視聾者への接近手話(弱視手話)で適切でない組合せを問う。視野が狭いため、近すぎると全体が見えず最適距離があり、手を大きく動かすと視野から外れる。「近いほど良い」「大きく動かす」は適切でない。
【各選択肢の解説】
a. 話者との距離 ― 近いほど良い。
❌ 誤り。最適な距離があり、近すぎると視野に収まらず見えにくい。正しくは相手の視野に手話全体が収まる距離で行う。
❌ 誤り。最適な距離があり、近すぎると視野に収まらず見えにくい。正しくは相手の視野に手話全体が収まる距離で行う。
b. 表情 ― 大きいほど良い。
✅ 正しい。表情は大きく分かりやすくするのが適切である。
✅ 正しい。表情は大きく分かりやすくするのが適切である。
c. 口唇の動き ― 大きいほど良い。
✅ 正しい。口唇の動きは読話の手がかりで、大きくするのが適切である。
✅ 正しい。口唇の動きは読話の手がかりで、大きくするのが適切である。
d. 手指の位置 ― 見やすい場所で行う。
✅ 正しい。手指の位置は見やすい場所で行うのが適切である。
✅ 正しい。手指の位置は見やすい場所で行うのが適切である。
e. 手の動き ― 大きく動かす。
❌ 誤り。大きく動かすと視野から外れやすい。正しくは狭い視野に収まるよう小さめの範囲で動かす。
❌ 誤り。大きく動かすと視野から外れやすい。正しくは狭い視野に収まるよう小さめの範囲で動かす。
→ 適切でないのはa・eの組合せ2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
接近手話(弱視手話)は狭い視野・低い視力に合わせ、見やすい一定距離・限られた範囲で手話を行う。近すぎや動きが大きすぎると視野から外れて伝わらない。表情・口形は手がかりとして明瞭にする。視野に収める工夫が要点で「近いほど・大きいほど良い」ではない。
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