第15回 言語聴覚士国家試験 第122問
第15回 言語聴覚士国家試験 第122問(臨床神経学)の正答は 4 です。後大脳動脈は後頭葉・側頭葉内側下面・視床などを灌流し、視覚系(半盲・失読・失認・地誌的障害)の症状を出す。
- 1.純粋失読
- 2.同名性半盲
- 3.地誌的失見当
- 4.意味記憶障害 ✓
- 5.連合型視覚失認
正答:4番
初回正答率 50.3%難問
143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
後大脳動脈は後頭葉・側頭葉内側下面・視床などを灌流し、視覚系(半盲・失読・失認・地誌的障害)の症状を出す。意味記憶障害は側頭葉前部(側頭極)の障害で生じ、後大脳動脈領域の症状ではない。
【各選択肢の解説】
1.純粋失読
❌ 誤り。後頭葉・脳梁膨大部の障害で生じる。正しくは純粋失読は左後大脳動脈閉塞で生じる。
2.同名性半盲
❌ 誤り。後頭葉視覚野の障害で生じる。正しくは同名性半盲は後大脳動脈閉塞の代表的な症状である。
3.地誌的失見当
❌ 誤り。内側後頭側頭領域で生じる。正しくは地誌的失見当は後大脳動脈閉塞(主に右側)で生じる。
4.意味記憶障害
✅ 正しい。側頭葉前下部の障害で生じ、後大脳動脈領域では生じにくい(=正答)。
5.連合型視覚失認
❌ 誤り。後頭側頭領域で生じる。正しくは連合型視覚失認は後大脳動脈閉塞で生じる。
【試験対策ポイント】
後大脳動脈領域(後頭葉・内側側頭葉)の症状=同名性半盲、純粋失読、視覚失認、地誌的失見当、健忘など。意味記憶障害は側頭葉前部(意味性認知症など)の症状で動脈支配が異なる。動脈領域と高次脳機能症状を対応づける。
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