STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第123問

臨床神経学第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第123問(臨床神経学)の正答は 3 です。検査と用途の誤った組合せを問う。

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問題
誤っている組み合せはどれか。
  1. 1.ポジトロン断層撮影(PET) ― 局所脳機能の評価
  2. 2.超音波ドップラー検査 ― 動脈狭窄の診断
  3. 3.機能的磁気共鳴画像(fMRI) ― 脳萎縮の診断 ✓
  4. 4.単一光子放射断層撮影(SPECT) ― 局所脳血流の評価
  5. 5.コンピュータ断層撮影(CT) ― 脳出血の診断

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 34.1%難問

135人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — fMRIは脳機能の評価で脳萎縮の診断ではない

検査と用途の誤った組合せを問う。機能的磁気共鳴画像(fMRI)は脳の活動(血流変化)を捉える機能検査で、脳萎縮など形態の診断には用いない。「fMRI―脳萎縮の診断」は誤り。



【各選択肢の解説】

1.ポジトロン断層撮影(PET) ― 局所脳機能の評価
✅ 正しい。PETは代謝・血流から局所脳機能を評価する。

2.超音波ドップラー検査 ― 動脈狭窄の診断
✅ 正しい。頸動脈などの血流速度から狭窄を診断する。

3.機能的磁気共鳴画像(fMRI) ― 脳萎縮の診断
❌ 誤り(=正答)。fMRIは機能の評価に用いる。正しくはfMRIは課題に伴う血流変化から局所脳機能(賦活部位)を評価する検査で、脳萎縮の診断は構造画像のMRI・CTで行う。

4.単一光子放射断層撮影(SPECT) ― 局所脳血流の評価
✅ 正しい。SPECTは局所脳血流を評価する。

5.コンピュータ断層撮影(CT) ― 脳出血の診断
✅ 正しい。急性期の脳出血は高吸収域として描出される。


【試験対策ポイント】
形態(構造)を見る=CT・MRI(萎縮・出血・梗塞)、機能(活動・血流・代謝)を見る=fMRI・PET・SPECT、血管を見る=超音波ドップラー・血管造影。fMRIは賦活課題で活動部位を可視化する機能検査で、萎縮の評価は構造MRIの役割。検査が形態か機能かで分類する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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