第15回 言語聴覚士国家試験 第124問
第15回 言語聴覚士国家試験 第124問(学習心理学)の正答は 3 です。学習理論について誤りを問う。
- 1.部分強化は連続強化より消去抵抗が高い。
- 2.定時間隔スケジュールでは、一定時間経過後の最初の行動に強化を与える。
- 3.罰の強さを徐々に上げていくと、より大きな行動抑制効果が得られる。 ✓
- 4.段階的に目標行動を条件づけていく手続きをシェーピングという。
- 5.困難な分化条件づけで生じる行動の混乱を実験神経症という。
正答:3番
初回正答率 28.1%難問
139人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
学習理論について誤りを問う。罰は弱い刺激から徐々に強めると慣れ(馴化)が生じて効果が薄れる。最初から十分な強さで与える方が抑制効果が高く、「徐々に上げると大きな効果」は誤り。
【各選択肢の解説】
1.部分強化は連続強化より消去抵抗が高い。
✅ 正しい(部分強化効果)。
2.定時間隔スケジュールでは、一定時間経過後の最初の行動に強化を与える。
✅ 正しい。定時隔(FI)スケジュールの定義である。
3.罰の強さを徐々に上げていくと、より大きな行動抑制効果が得られる。
❌ 誤り(=正答)。慣れが生じる。正しくは罰は最初から十分な強さで与える方が抑制効果が大きく、徐々に強めると効果は小さくなる。
4.段階的に目標行動を条件づけていく手続きをシェーピングという。
✅ 正しい。漸次的接近法ともいう。
5.困難な分化条件づけで生じる行動の混乱を実験神経症という。
✅ 正しい(Pavlovの実験神経症)。
【試験対策ポイント】
罰は即時・確実・最初から十分な強度で与えると効果的で、弱→強と段階的に上げると馴化して効きにくくなる。部分強化は消去抵抗を高める。シェーピングは漸次接近、定時隔スケジュールは時間基準の強化。罰の効果的な与え方の原則を押さえる。
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