STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第13問

聴覚系第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第13問(聴覚系)の正答は 2 です。ハント(Ramsay Hunt)症候群は、膝神経節に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。

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問題
ハント症候群でみられる症状はどれか。 a.めまい b.単純疱疹 c.伝音難聴 d.耳下腺腫脹 e.顔面神経麻痺 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:2番

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-07-16)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2番 — ハント症候群はめまいと顔面神経麻痺を呈する

ハント(Ramsay Hunt)症候群は、膝神経節に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。顔面神経麻痺に加え、内耳神経も障害されめまい・感音難聴・耳介の帯状疱疹をきたす。


【各選択肢の解説】

a.めまい
⭕ 前庭神経(第Ⅷ神経)の障害による。

b.単純疱疹
❌ 誤り。ハント症候群の原因は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)である。一方、単純疱疹(単純ヘルペス)は単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で、両者は別のウイルス。単純疱疹は口唇ヘルペスなどをきたすが、ハント症候群の症状ではない。

c.伝音難聴
❌ 誤り。内耳(蝸牛神経)障害による感音難聴を呈する。

d.耳下腺腫脹
❌ 誤り。みられない。ハント症候群では耳介の疱疹・耳痛が特徴。

e.顔面神経麻痺
⭕ 中核症状(第Ⅶ神経麻痺)。

→ みられるのは a・e の組合せで、2番が正答。


【試験対策ポイント】

ハント症候群=帯状疱疹ウイルス(VZV)による顔面神経麻痺+耳介の疱疹+第Ⅷ神経症状(めまい・感音難聴)。ベル麻痺より予後不良。ひっかけの定番が「単純疱疹」と「伝音難聴」。単純疱疹の原因はHSV(単純ヘルペスウイルス)で、ハントの原因ウイルス(VZV)とは別物である点を押さえる。障害される神経(Ⅶ・Ⅷ)とウイルスの種類をセットで覚える。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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