第15回 言語聴覚士国家試験 第13問
第15回 言語聴覚士国家試験 第13問(聴覚系)の正答は 2 です。ハント(Ramsay Hunt)症候群は、膝神経節に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。
正答:2番
初回正答率 54.2%標準
155人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
ハント(Ramsay Hunt)症候群は、膝神経節に潜伏した水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化で起こる。顔面神経麻痺に加え、内耳神経も障害されめまい・感音難聴・耳介の帯状疱疹をきたす。
【各選択肢の解説】
a.めまい
⭕ 前庭神経(第Ⅷ神経)の障害による。
b.単純疱疹
❌ 誤り。ハント症候群の原因は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)である。一方、単純疱疹(単純ヘルペス)は単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因で、両者は別のウイルス。単純疱疹は口唇ヘルペスなどをきたすが、ハント症候群の症状ではない。
c.伝音難聴
❌ 誤り。内耳(蝸牛神経)障害による感音難聴を呈する。
d.耳下腺腫脹
❌ 誤り。みられない。ハント症候群では耳介の疱疹・耳痛が特徴。
e.顔面神経麻痺
⭕ 中核症状(第Ⅶ神経麻痺)。
→ みられるのは a・e の組合せで、2番が正答。
【試験対策ポイント】
ハント症候群=帯状疱疹ウイルス(VZV)による顔面神経麻痺+耳介の疱疹+第Ⅷ神経症状(めまい・感音難聴)。ベル麻痺より予後不良。ひっかけの定番が「単純疱疹」と「伝音難聴」。単純疱疹の原因はHSV(単純ヘルペスウイルス)で、ハントの原因ウイルス(VZV)とは別物である点を押さえる。障害される神経(Ⅶ・Ⅷ)とウイルスの種類をセットで覚える。
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