第15回 言語聴覚士国家試験 第132問
第15回 言語聴覚士国家試験 第132問(生涯発達心理学)の正答は 2 です。Piagetの発達段階論について正しいものを問う。
- 1.段階の順序は文化によって異なる。
- 2.既有のシェマで対応できない時に調節が生じる。 ✓
- 3.感覚運動的段階と具体的操作段階との二つに分けられる。
- 4.親の価値観への同化が重視される。
- 5.領域一般性より領域固有性を強調する。
正答:2番
初回正答率 56.6%標準
152人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
Piagetの発達段階論について正しいものを問う。新しい対象に既有のシェマ(枠組み)で同化できないとき、シェマ自体を変える調節が起こり、同化と調節の均衡化によって発達が進む。
【各選択肢の解説】
1.段階の順序は文化によって異なる。
❌ 誤り。順序は普遍で不変。正しくは段階の順序はどの文化でも同じとされる。
2.既有のシェマで対応できない時に調節が生じる。
✅ 正しい(=正答)。
3.感覚運動的段階と具体的操作段階との二つに分けられる。
❌ 誤り。四段階(感覚運動・前操作・具体的操作・形式的操作)。正しくは感覚運動期・前操作期・具体的操作期・形式的操作期の四段階に分けられる。
4.親の価値観への同化が重視される。
❌ 誤り。Piaget理論の中心ではない。正しくはPiagetの「同化」は外界の情報を既有のシェマに取り込む働きで、親の価値観への同化を指すものではない。
5.領域一般性より領域固有性を強調する。
❌ 誤り。領域一般的な発達を想定。正しくはPiagetは各段階の認知構造があらゆる領域に及ぶ領域一般性を強調した。
【試験対策ポイント】
Piagetは感覚運動期→前操作期→具体的操作期→形式的操作期の不変の順序を想定。発達の機制は同化(既有シェマに取り込む)と調節(シェマを変える)の均衡化。領域一般性を重視する。段階名・順序と同化/調節の概念を押さえる。
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