第15回 言語聴覚士国家試験 第148問
関係法規第15回
国家資格でないのはどれか。
a.社会福祉主事
b.介護支援専門員
c.視能訓練士
d.作業療法士
e.臨床心理士
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — a, b, e
国家資格と非国家資格の境界は、「国家試験の合格を免許取得の必須条件とするか」で判定されます。社会福祉主事は都道府県等の任命資格、介護支援専門員は民間試験、臨床心理士は民間資格であり、いずれも国家資格ではありません。一方、視能訓練士と作業療法士は厚生労働大臣が実施する国家試験に合格して免許を取得する職種です。
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【各選択肢の解説】
a. 社会福祉主事
❌ 国家資格ではない。都道府県知事等の任命により身分が与えられる「任命資格」です。福祉事務所のケースワーカーなどとして配置されます。
b. 介護支援専門員(ケアマネジャー)
❌ 国家資格ではない。都道府県が実施する民間試験(民間認定資格)です。国家資格化の議論はありますが、現在は国家資格ではありません。
c. 視能訓練士
✅ 国家資格です。厚生労働大臣が実施する国家試験合格後、免許を取得する職種です。眼科領域で視機能検査・訓練を行うST関連職種です。
d. 作業療法士
✅ 国家資格です。厚生労働大臣が実施する国家試験合格後、免許を取得する職種です。言語聴覚士と同様にリハビリテーション専門職として国家資格化されています。
e. 臨床心理士
❌ 国家資格ではない。日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。ただし、2022年に「公認心理師」という国家資格が創設されたため、両資格が並存しています。
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【試験対策ポイント】
|資格名|資格区分|根拠|
|---|---|---|
|言語聴覚士|国家資格|厚労大臣・国家試験合格|
|作業療法士|国家資格|厚労大臣・国家試験合格|
|視能訓練士|国家資格|厚労大臣・国家試験合格|
|理学療法士|国家資格|厚労大臣・国家試験合格|
|社会福祉主事|任命資格|都道府県知事任命|
|介護支援専門員|民間認定資格|都道府県実施試験(民間)|
|臨床心理士|民間資格|日本臨床心理士資格認定協会|
|公認心理師|国家資格|厚労大臣・国家試験合格(2022〜)|
キーワード:
- 「国家資格」=国家試験合格が免許取得の法律的要件
- 「民間資格」=民間団体の認定制度
- 「任命資格」=行政機関による任命で身分付与
- ST関連職(言語聴覚士・作業療法士・視能訓練士)はすべて国家資格