第15回 言語聴覚士国家試験 第154問
第15回 言語聴覚士国家試験 第154問(失語症)の正答は 3 です。言語の側性化について正しいものを問う。
- 1.左利きの過半数は言語優位半球が右である。
- 2.右利きの言語優位半球が左であるのは約80%である。
- 3.書字が左半球優位の場合、読字は一般的に左半球優位である。 ✓
- 4.言語が左半球優位の場合、視空間機能は一般的に左半球優位である。
- 5.言語が左半球優位の場合、行為は一般的に右半球優位である。
正答:3番
初回正答率 34.8%難問
187人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
言語の側性化について正しいものを問う。読み書きはともに言語機能として同じ半球(多くは左)に側性化するため、書字が左半球優位なら読字も一般に左半球優位である。
【各選択肢の解説】
1.左利きの過半数は言語優位半球が右である。
❌ 誤り。左利きでも左優位が多い。正しくは左利きでも言語優位半球は左であることが多い。
2.右利きの言語優位半球が左であるのは約80%である。
❌ 誤り。約95%以上。正しくは右利きの約95%以上が左半球優位である。
3.書字が左半球優位の場合、読字は一般的に左半球優位である。
✅ 正しい。読み書きはともに言語機能として同じ半球に側性化する(=正答)。
4.言語が左半球優位の場合、視空間機能は一般的に左半球優位である。
❌ 誤り。視空間は右半球優位。正しくは視空間機能は一般に右半球優位である。
5.言語が左半球優位の場合、行為は一般的に右半球優位である。
❌ 誤り。行為(行為遂行)は左半球優位。正しくは行為は一般に左半球優位で、左半球損傷で失行が生じる。
【試験対策ポイント】
右利きの約95%以上、左利きでも多くが言語左半球優位。読み・書きは言語系として同側(左)に側性化。視空間認知は右半球、行為(失行に関与)は左半球が優位。言語・行為=左、視空間=右という分担を押さえる。
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