STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第156問

失語症第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第156問(失語症)の正答は 2 です。失語型と症状の誤った組合せを問う。

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問題
誤っている組み合せはどれか。
  1. 1.混合性超皮質性失語 ― 反響言語
  2. 2.超皮質性運動失語 ― 発語失行 ✓
  3. 3.全失語 ― 再帰性発話
  4. 4.伝導失語 ― 接近行為
  5. 5.ウェルニッケ失語 ― ジャルゴン

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.3%標準

176人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 超皮質性運動失語の特徴は発語失行でない

失語型と症状の誤った組合せを問う。超皮質性運動失語は発話開始困難・自発話の減少が特徴で復唱は保たれる。発語失行(発話運動プログラムの障害)とは別であり、この組合せが誤りである。


【各選択肢の解説】

1.混合性超皮質性失語 ― 反響言語
✅ 正しい(復唱・反響は保たれる)。

2.超皮質性運動失語 ― 発語失行
❌ 誤り(=正答)。発語開始困難が特徴。正しくは超皮質性運動失語は発語失行を伴わず、発話開始困難・自発話の減少と良好な復唱が特徴である。

3.全失語 ― 再帰性発話
✅ 正しい。全失語では再帰性発話がみられる。

4.伝導失語 ― 接近行為
✅ 正しい(自己修正の試み)。

5.ウェルニッケ失語 ― ジャルゴン
✅ 正しい。ウェルニッケ失語ではジャルゴンがみられる。


【試験対策ポイント】

超皮質性運動失語=発話開始困難・自発話減少だが復唱良好。発語失行は発話運動の企図障害で別概念。伝導失語の接近行為(conduite d'approche)、全失語の再帰性発話、ウェルニッケ失語のジャルゴンなど、型と典型症状の対応を整理する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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