第15回 言語聴覚士国家試験 第176問
音声障害第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第176問(音声障害)の正答は 3 です。音声障害と訓練法の正しい組合せを問う。
問題
音声訓練で正しい組み合せはどれか。
- 1.声帯結節 ― 硬起声発声
- 2.心因性失声症 ― チューブ発声法
- 3.変声障害 ― Kayser-Gutzmann法 ✓
- 4.喉頭麻痺 ― あくび・ため息法
- 5.痙攣性発声障害 ― プッシング法
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.2%標準
117人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 変声障害にKayser-Gutzmann法
音声障害と訓練法の正しい組合せを問う。変声障害(変声期を過ぎても高い声が続く)には、喉頭を押し下げて低い声を引き出すKayser-Gutzmann法が用いられる。
【各選択肢の解説】
1. 声帯結節 ― 硬起声発声
❌ 誤り。硬起声は結節を悪化させる。正しくは声帯結節には軟起声での発声を用いる。
❌ 誤り。硬起声は結節を悪化させる。正しくは声帯結節には軟起声での発声を用いる。
2. 心因性失声症 ― チューブ発声法
❌ 誤り。一般的な組合せでない。正しくは心因性失声症では咳払い・ハミングなど反射的な発声を手がかりに声を引き出す。
❌ 誤り。一般的な組合せでない。正しくは心因性失声症では咳払い・ハミングなど反射的な発声を手がかりに声を引き出す。
3. 変声障害 ― Kayser-Gutzmann法
✅ 正しい。喉頭を押し下げて低い声を引き出す(=正答)。
✅ 正しい。喉頭を押し下げて低い声を引き出す(=正答)。
4. 喉頭麻痺 ― あくび・ため息法
❌ 誤り。あくび・ため息法は過緊張性発声障害のリラクゼーション法。正しくは喉頭麻痺(声門閉鎖不全)にはプッシング法を用いる。
❌ 誤り。あくび・ため息法は過緊張性発声障害のリラクゼーション法。正しくは喉頭麻痺(声門閉鎖不全)にはプッシング法を用いる。
5. 痙攣性発声障害 ― プッシング法
❌ 誤り。痙攣性発声障害は内転亢進なのでプッシングは逆効果。正しくはプッシング法は声帯麻痺など声門閉鎖不全に用いる。
❌ 誤り。痙攣性発声障害は内転亢進なのでプッシングは逆効果。正しくはプッシング法は声帯麻痺など声門閉鎖不全に用いる。
【試験対策ポイント】
声帯結節=軟起声・音声衛生、喉頭麻痺など声門閉鎖不全=プッシング法、過緊張性=あくび・ため息法、変声障害=Kayser-Gutzmann法。痙攣性発声障害は内転亢進なのでプッシングは逆効果。病態(緊張過多か閉鎖不全か)と手技の向きを対応づける。
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