第15回 言語聴覚士国家試験 第188問
第15回 言語聴覚士国家試験 第188問(吃音)の正答は 5 です。小児の吃音への対応で適切なものを問う。
- 1.きょうだいで競って話をするように勧める。
- 2.吃ったら本人の代わりにすぐに言う。
- 3.苦手な言葉の言い換えを推奨する。
- 4.構音障害の合併例でも構音訓練を実施しない。
- 5.低学年児でも吃音についての正しい理解を促す。 ✓
正答:5番
初回正答率 70.5%やさしい
146人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
小児の吃音への対応で適切なものを問う。低学年であっても、発達に応じて吃音について正しく理解できるよう促すことは、不安や回避を減らす上で適切な対応である。
【各選択肢の解説】
1.きょうだいで競って話をするように勧める。
❌ 誤り。発話の圧力を高める。正しくは順番に話す・ゆっくり聞くなど、話す場の時間的な圧力を下げる。
2.吃ったら本人の代わりにすぐに言う。
❌ 誤り。本人の発話機会を奪う。正しくは吃っても最後まで待って聞く。
3.苦手な言葉の言い換えを推奨する。
❌ 誤り。回避行動を強化する。正しくは言い換えを勧めず、吃っても話してよいと伝える。
4.構音障害の合併例でも構音訓練を実施しない。
❌ 誤り。合併例には構音訓練も行う。正しくは構音障害を合併していれば構音訓練を実施する。
5.低学年児でも吃音についての正しい理解を促す。
✅ 正しい。発達に応じた正しい理解は不安や回避を減らす(=正答)。
【試験対策ポイント】
吃音支援は発話の圧力を減らし、回避(言い換え)を強めず、本人と周囲の正しい理解を促すのが基本。代わりに言う・競わせる・言い換えを勧めるのは逆効果。構音障害の合併があれば構音訓練も併用する。環境調整と正しい理解が要点。
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