第15回 言語聴覚士国家試験 第198問
補聴器・人工内耳第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第198問(補聴器・人工内耳)の正答は 3 です。入力音圧60dBSPLと90dBSPLの補聴器出力曲線について正しいものを問う。
問題
図は入力音圧60dBSPLと90dBSPLによる補聴器出力を表示したものである。正しいのはどれか。【別図あり】
- 1.リニア増幅
- 2.約1.5倍の圧縮増幅
- 3.約2倍の圧縮増幅 ✓
- 4.約1.5倍の伸長増幅
- 5.約2倍の伸長増幅
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.7%難問
93人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 入力差30dBが出力差約15dBに圧縮された約2倍の圧縮増幅
入力音圧60dBSPLと90dBSPLの補聴器出力曲線について正しいものを問う。入力差30dBに対し2本の出力曲線の差は約15dBに縮まっており、これは入力の増加分を約半分に圧縮する約2倍(2:1)の圧縮増幅である。
【各選択肢の解説】
1.リニア増幅 ❌ それなら出力差も30dBのまま。
2.約1.5倍の圧縮増幅 ❌ 出力差が約20dBなら1.5倍。
3.約2倍の圧縮増幅 ✅ 出力差が約15dB(=正答)。
4.約1.5倍の伸長増幅 ❌ 伸長は出力差が入力差より大きい。
5.約2倍の伸長増幅 ❌ 同上、本図は圧縮である。
【試験対策ポイント】
圧縮比=入力変化量÷出力変化量。入力30dBの変化が出力約15dBに圧縮されれば30/15=2(2:1の圧縮)。リニアは入出力が等しく変化、圧縮は出力変化が小さく、伸長は出力変化が大きい。図では入力差より出力差が小さい=圧縮と読む。
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