第15回 言語聴覚士国家試験 第199問
第15回 言語聴覚士国家試験 第199問(補聴器・人工内耳)の正答は 4 です。人工内耳について正しいものを問う。
正答:4番
初回正答率 57.1%標準
126人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
人工内耳について正しいものを問う。FM補聴システムを併用でき、音声のコード化法(処理方式)の進歩により聞き取りの成績は向上してきた。
【各選択肢の解説】
a.電極の先端で高周波数情報を伝える。
❌ 誤り。先端(蝸牛頂側)は低周波数を担う。正しくは高周波数情報は基底回転側(挿入口側)の電極で伝える。
b.定期的な電池入れ替え手術が必要である。
❌ 誤り。正しくは電池は体外装置(スピーチプロセッサ)に入っており、交換に手術は要らない。
c.FM補聴システムを併用することができる。
✅ 正しい。雑音下や距離のある場面で有用。
d.コード化法の進歩で聞き取りの成績が向上してきた。
✅ 正しい。音声処理方式の改良で聞き取りの成績が向上してきた。
e.体外器の種類は箱形と耳かけ型、挿耳型の3つである。
❌ 誤り。正しくは体外器は箱形(ボディ型)と耳かけ型が中心で、挿耳型はない。
→ 正しいのはc・dの組合せ4番が正答となる。
【試験対策ポイント】
人工内耳は蝸牛内の電極で部位別に周波数を伝える(基底回転側=高周波数、頂回転側=低周波数)。電池は体外装置で交換に手術は不要。FM補聴システム併用が可能で、コード化法(音声処理方式)の進歩が聞き取り向上の主因。基本構造と進歩のポイントを押さえる。
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