第15回 言語聴覚士国家試験 第30問
第15回 言語聴覚士国家試験 第30問(精神医学)の正答は 2 です。古典的な防衛機制(A. フロイト)は、不安を無意識のうちに処理する心の働きである。
初回正答率 27.5%難問
171人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
古典的な防衛機制(A. フロイト)は、不安を無意識のうちに処理する心の働きである。抑制は意識的に思考や感情を脇に置く対処で、無意識に締め出す抑圧とは区別され、公式正答は抑制を防衛機制として適切でないとする。
【各選択肢の解説】
✅ 正しい。自分の受け入れがたい感情を他者のものとみなす防衛機制である。
❌ 誤り(=正答)。出題当時の公式正答は、抑制を意識的な対処として防衛機制から外す古典的な立場に立つ。ただしVaillantの分類やDSM-IV(1994)の防衛機能尺度では、抑制は最も適応的な水準の防衛機制に含まれる。正しくは古典的な立場で防衛機制に当たるのは、無意識的に意識から締め出す抑圧である。
✅ 正しい。もっともらしい理由づけで自分を正当化する防衛機制である。
✅ 正しい。社会的に認められる形に欲求を置き換える成熟した防衛機制である。
✅ 正しい。より未熟な発達段階の行動に戻る防衛機制である。
【出題当時と現在】
本問は抑制を防衛機制に含めない古典的な立場(A. フロイト 1936)で作られている。Vaillantの成熟度による分類やDSM-IV(1994)の防衛機能尺度では抑制は成熟した防衛機制に入り、扱いは学説で分かれる。今の国試で問われたら、「抑圧=無意識・抑制=意識的」の区別で考え、選択肢の中で抑制を外れとする出題の立場で答える。
【試験対策ポイント】
防衛機制=不安を無意識的に処理する心の働き(抑圧・投影・合理化・昇華・退行・反動形成など)。抑制(suppression)は意識的に抑える点で抑圧(repression)と異なる。「無意識か意識的か」が両者を分ける鍵。
この問題の初回正答率は27.5%——受験者の73%が落としています。この範囲(精神医学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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