第15回 言語聴覚士国家試験 第41問
音響学第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 3 です。無声音「さ」[s]と有声音「ざ」[z]の音響的違いを問う。
問題
「さざんか(山茶花)」の「さ」と「ざ」との子音の音響的違いはどれか。
- 1.無声区間の有無
- 2.摩擦区間の有無
- 3.線スペクトル構造の有無 ✓
- 4.ホルマントの有無
- 5.アンチホルマントの有無
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 24.4%難問
82人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 「さ」と「ざ」の違いは線スペクトル構造の有無
無声音「さ」[s]と有声音「ざ」[z]の音響的違いを問う。有声の「ざ」は声帯振動を伴うため調波(線スペクトル)構造をもつが、無声の「さ」はもたない。違いは線スペクトル構造の有無である。
【各選択肢の解説】
1.無声区間の有無 ❌ 両者の区別を本質的に説明しない。
2.摩擦区間の有無 ❌ どちらも摩擦音で摩擦区間をもつ。
3.線スペクトル構造の有無 ✅ 有声の調波構造の有無(=正答)。
4.ホルマントの有無 ❌ 母音の特徴で子音の区別ではない。
5.アンチホルマントの有無 ❌ 鼻音などの特徴。
【試験対策ポイント】
有声音は声帯振動による基本周波数の整数倍成分=調波(線スペクトル)構造をもち、無声音は雑音性のスペクトルとなる。「さ/ざ」「す/ず」など清濁の対立は有声性=線スペクトル構造の有無で説明できる。有声・無声の音響的指標を押さえる。
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