STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第51問

言語聴覚障害総論第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第51問(言語聴覚障害総論)の正答は 3 です。能記(シニフィアン=音形)と所記(シニフィエ=概念)の結びつきは恣意的というのが言語の基本性質(言語記号の恣意性)。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.手話は言語的コミュニケーションである。
  2. 2.言語は無限に新しい表現を作り出すことができる。
  3. 3.言語において能記と所記との間には必然性がある。
  4. 4.言語の使用的側面を研究する分野を語用論という。
  5. 5.広汎性発達障害では語用論的な問題を持つことが多い。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 能記と所記の結びつきは恣意的で必然性はない

言語学の基礎を問う。ソシュールによれば、語の音形(能記)と意味(所記)の結びつきは恣意的(必然性がない)である。「必然性がある」は誤り。



【各選択肢の解説】
1.手話は言語的コミュニケーションである ❌ 正しい(自然言語の一つ)。
2.言語は無限に新しい表現を作り出せる ❌ 正しい(生産性)。
3.能記と所記の間には必然性がある ✅ 誤り。結びつきは恣意的(=正答)。
4.言語の使用的側面を研究する分野を語用論という ❌ 正しい。
5.広汎性発達障害では語用論的な問題を持つことが多い ❌ 正しい。


【試験対策ポイント】
能記(シニフィアン=音形)と所記(シニフィエ=概念)の結びつきは恣意的というのが言語の基本性質(言語記号の恣意性)。生産性(無限の文を生成)も言語の特徴。語用論は言語の使用・文脈の側面を扱う。記号論の用語を正確に押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第15回 全問一覧

▶ 言語聴覚障害総論 の過去問一覧

スポンサーリンク